【神社の雑学】男女の神様を見分ける簡単な方法と回り順

神様にも性別があることに、富士山のことについて等で少し触れてみました。

今回はこれを読んでから神社へ行くと、建物が全く違う角度から見えたり、

新たな話題に盛り上がっちゃうかもしれません♪

新しい発見!!のきっかけになりますように…☆

建物の特徴からわかる男女の神様の違い

屋根を見てみてください

「外削ぎ」「内削ぎ」と書かれた「千木(ちぎ)」が分かりやすい点です。

屋根の上に交差した木が配されています。

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引用元:http://dc-masuda.com/wp/

この千木の先が尖っているのが男神をお祀りしていることが多いそう。

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これは「外削ぎ」の画像です。縦にスパッと切れているような形状ですね…。
引用元:http://blogs.yahoo.co.jp/

それに対して千木の先が地面と平行になっている、

このような形は、女神に多いそうです。

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「内削ぎ」の画像です。掌を天に向けているようなイメージ、ですね。
引用元:http://blogs.yahoo.co.jp/

ここで一番初めの春日造りの赤い神社が気になってしまいませんか??

千木は…縦に切れていますので…。「外削ぎ」ですね!!(^^♪

 

日本国技館の相撲屋根に注目!!

引用元:http://kitawaki-takashi.cocolog-nifty.com/

土俵の上にある屋根を「相撲屋根」と言います。

(満員御礼、にばかり目がいっていました…(^^;))

この千木もよく見ると尖ってますね!!男神です!

その為、真下にある土俵は女人禁制、と言われるのだとか。

なるほど、納得!ですね…。

例外もあります…

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引用元:http://dc-masuda.com/

「堅魚木(鰹木・かつおぎ)」の数が偶数か奇数か、も着目点です。

偶数の場合⇒陰数・女神 / 奇数の場合⇒陽数・男神

屋根の形は男神でも、お祀りされているのは女神、ということもあるようです!

稀に男女両方の神様をお祀りしている神社もあるとか。

この場合は女神が前、後ろに男神が鎮座しています。

日本の総氏神が「天照大神⇒女神」のためです。

あくまでも一説、ですが、建物から神様の性格が垣間見える、とか…。

屋根は女神で鎮座する神様は男神の場合は、女らしさのある神様、ということもあるようです。

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 神社本殿の回り方

物事全てに「陰」と「陽」があります。

回るという点でみると時計回りが陰、反時計回りが陽。

地域によっては、「葬儀のお焼香後に退場する際は必ず時計回り」のしきたりがあったそうです。

葬儀=不吉・陰であるから、と…。

これに対して、神様は「陽」のため、反時計回りになります。

例えば…「出雲大社は本殿右にしか入口がない!」のです。

⇒本殿に入る⇒自然とまず左折することになる⇒反時計回りになっている!

様々な角度から考えられて作られているのですね…

 

「摂社」「末社」について

摂社⇒その神社の主祭神に縁の深い神様をお祀りしている

末社⇒上記以外の神様やその地に縁のある神様をお祀りしている

…ということから、参拝する理想としては、格付けの観点からも、

「拝殿(主祭神)⇒摂社⇒末社」がよいようです。

必ず、ではなくお好きな順でよかったり、

神社によって決まっていたりするので、

参拝先に確認することをおすすめします。

 

まとめ

何気なく目に入っていたり、構造によって体が動いていたことにも、

実はふか~い意味が込められていたりして…。

実際お参りして自分の中で納得するのも楽しそうですし、

誰かと一緒に行って共有するのも、楽しそう(^^♪

因みに、時計回り、は絶対にそうでなくてはならない事はないそうです。

 

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