なんかいつも手足の先が冷たい。寒い時に自分の手を触ると余計に凍えてしまう。冷え性で悩んでいる人って多いですよね。ごしごし擦って温めても、温まるのは一瞬です。
冷え性の人には漢方薬がいい、とよく聞くかもしれませんが、できることならお金を掛けたくないですよね。
皆さんは冷えに効くツボをご存知ですか?ツボを刺激することで冷えを改善できることがあります。そしてツボを押すのは無料です。タダなら試すしかないでしょう!
それでは、冷え性に効くツボとその効果的な押し方をご紹介します。
記事の内容
冷え性になるのはなぜ?
冷え性の人は季節に関係なく、特に手足の末端、上腕部や大腿部が常に冷えているような感覚があります。冷えの原因は体が冷えて血行が悪くなることです。冷たい物や偏った栄養の摂り方など食生活の乱れで起きたり、生活習慣が関係していることがほとんどです。
冷えが酷くなると、「冷たい」を通り越しジンジンとした熱さを感じることもあります。ですが、これも冷え性の延長なので、決して冷やすことはしないでくださいね。
冷え性は体に良くない?
冷え性になると言うことは、血流が悪くなると言うことです。血液はさまざまな栄養や細胞、水分を全身に届ける役割をしています。その機能が低下してしまうので、病気になりやすくなったり、体調を崩す原因にもなり兼ねません。
冷え性改善に効くツボと効果的な押し方
手足の冷えに効くツボは全部で5つあります。それぞれ効果のある押し方があります。

(画像引用元:http://asitubo.harmonyshou.com/2008/03/post_3.html)

(画像引用元:http://asitubo.harmonyshou.com/2008/03/post.html)
三陰交(さんいんこう)
脛がある位置の内側、くるぶしから指4本分上の部分
押し方:少し痛いと感じるくらいの力で、左右の親指を重ねて押します。息を吐きながら10秒間押し、息を吸いながら10秒間離します。お灸を置くとより効果的ですが、温かいシャワーをかけながら、湯船に浸かっているときなどに刺激するのもいいでしょう。
太谿(たいけい)
場所:くるぶしの頂点から、アキレス腱の方になぞるとある、少し凹んでいる部分
押し方:リズムよく軽く押します。息を吐きながら3秒押し、息を吸いながら3秒離す、を数回繰り返します。
八風(はっぷう)
場所:親指から小指までの指の割れ目、付け根の部分
押し方:親指と人差指で挟むようにツボを押します。上下につまんで強めに押す、揉む、引っ張る、を繰り返します。1ヶ所に付き10回程度行うと良いでしょう。
太衝(たいしょう)
場所:足の甲、親指の骨を下になぞっていくとある人差指の骨とぶつかる部分
押し方:親指を使って揉むように押します。息を吐きながら3秒押し、息を吸いながら3秒離します。湯船に浸かりながらリラックスした状態で行ってください。
勇泉(ゆうせん)
場所:足裏、土踏まずの少し上で親指のコブの下部分
押し方:しっかりと強く押します。両手の親指を重ねて、息を吐きながら3秒押し、息を吸いながら3秒離します。足が温まっている状態、お風呂上りなどに指圧するのが良いでしょう。ゴルフボールくらいのボールを踏んで刺激するのも効果的です。
ツボマッサージで冷え性を改善しよう!
ツボは冷え性以外の症状にも効果があります。しかし、体調が悪い時には控えてください。特に妊娠中の人は、刺激してはいけないツボもあるのでやめましょう。
体の芯から冷えるような感覚、どうにかならないかなと悩んでいた人も、これを機に改善できるかもしれません。お金がかかる事よりもまず、ツボのマッサージをぜひ試してみて下さい。
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