夏真っ盛りの今、みなさんが求めているのは「冷感・涼感」ですよね。
「熱く火照った体を涼やかにしてくれる便利なグッズがあれば…!」
そんな みなさんの願いを叶えてくれる物、それはズバリ “ハッカ油” でしょう!
テレビでも何度となく取り上げられていたり、成分も植物性で安心安全。
そういった理由から、現在も人気が高いハッカ油。その効能と便利な使い方について私が詳しくご紹介します。
■ハッカ油って どんな物?
ハッカ油は身近な存在
ハッカとは、みなさんの1番馴染みやすい名前で言い換えると「ミント」。
そう、あのアイスクリームやケーキのワンポイントに使われる可愛らしい植物です。
正確には【しそ科ハッカ属】の植物で、その香りの良さからも分かるようにハーブの一種。
ハッカ油の作られ方
そのハッカの葉を水蒸気で蒸溜し、丁寧に抽出・精製されたのがハッカ油なのです。
食品添加物としても使われるので、その安全性は非常に高く、様々な場面で活躍しています。
ハッカって、けっこう私たちの身近に居たんですね。
それでは早速、ハッカ油の便利な使い方をご紹介しましょう!
次項をご覧下さい。
■ハッカ油のベリークールな使い方7選
①涼感スプレーに!
お出かけ前のお洋服をハンガーにかけた状態で、ハッカ油スプレーを数回シュッシュッ。
(私は慣れたので着たままシュッシュッと かけています)
いざそれを着てお出かけ、となった時、風を受けると スースー気持ちいい んです!
車のシートにシュッシュッとしておけば、夏の日差しで熱くなったシートが水分でクールダウン。
そして車内のエアコンが効き始めるまでの数分間、ハッカ油のスースー感が体を涼しくしてくれます。
②バスタイムに!
ご存知の方も多いかと思いますが、ハッカ油を湯船に数滴(3~5滴ほど)垂らすと、清涼感のあるスースー風呂に早変わり!
スースー風呂を出た後は、しばらくの間 体中がスースー涼しい~♪
歩いて風を切る度に、涼やかで良い心地。
シャンプーに数滴 混ぜ込んで使用すると、即席シーブ〇ーズシャンプーに!
ただしハッカ油の入れ過ぎは危険です。
ハッカ油の分量が多いと、涼しすぎて震えが止まらなくなりますのでご注意を!
③虫除けに!

ハッカの香りは虫が大嫌いな香りなんだとか!
私もハッカ油を知って以来、数年にわたって愛用していますが、確かに害虫の被害は減りました。
もしかしたら、どこかに隠れていて、コチラの様子をうかがっているのかも知れませんが…。
そういえば、以前室内に得体の知れない虫が出現して、「潰すのイヤ!叩けない!」と困惑。
どう退治するか迷っていた時、ハッ!とハッカ油を思い出し、試しに害虫の体めがけて1滴垂らしてみたんです(笑)
言わずもがな、虫は悶絶しながら絶命。ほんの一瞬でご臨終でした。
ゴキブリ除けとしても威力を発揮してくれるそうですよ。
④お掃除に!
そこに雑巾を浸して絞り床掃除に使うと、ハッカ油の爽やかな良い香り!
しかも前述した通り、虫よけの効果も ありますので、お掃除のたびにハッカ油を使用すると、いつしか害虫の住みにくいお家へと変化していくのです。
同じ様に畳を拭けば、ダニ除けの効果を得る事も出来ます(畳を拭く時は雑巾を固く絞って下さいね)。
お掃除しながらフレッシュな香りを味わえるんです。
⑤消臭剤に!
食べた後は焼いたお肉の臭いが プーン…。
カーテンもソファも プーン…。臭い臭い。
そんな時もハッカ油スプレーが大活躍!
シュシュッと消臭!
もちろん、おトイレの消臭にも一役買ってくれます。
しかもハッカには防カビ・抗菌作用があるので、消臭+殺菌 もしてくれるんです。
夏場のキッチン回りにも、ハッカ油スプレーをシュシュッと吹いておくと、嫌なコバエを遠ざけたり、三角コーナーや排水溝からでる不快な臭いを爽やかにしてくれますよ♪
スプレーにクエン酸をプラスすると、水回りに現れる水垢などの抑制に効果的です(作り方は次項に掲載)。
⑥口腔ケアに!
ハッカ油は食品の香料(飴やガム、アイスなど)として使用される物なので、当然お口に入れても飲み込んでも大丈夫!
コップ1杯のお水に数滴垂らし よーく混ぜればマウスウォッシュの出来上がりです。
あまりにも大量に入れると大変な事になってしまいますので、数滴ずつ様子を見ながら入れて下さい。
お出かけ前に“グチュグチュペッ!”として行けば、お口の中の爽快感がしばらくの間楽しめますよ。
⑦お肌の痒みに!
生理用品を使用していると、Vゾーンやデリケートゾーンが蒸れて痒くなりませんか?
特に夏場は気温で さらに蒸れて痒い!
そんな時にハッカ水をシュッ!うーん、爽快!
また、下着の締め付けで痒くなった部分にも使用できます。
爽快感で痒みが吹っ飛んでいきますよ♪
私もおトイレにミニボトルのハッカ水を置いています。
夏場の蒸れや不快感も、ハッカ水のおかげで悩んだ事がありません。
ただしデリケートゾーンや柔らかな皮膚は、本当に敏感ですし大切な場所。
あまり刺激が強いと肌トラブルに繋がりますので、少量ずつ試してみて下さいね。
■ハッカ油スプレー・ハッカ水の作り方
写真は我が家で愛用中のハッカ油(大洋製薬様のハッカ油)です。
リーズナブルで、しかも近所のドラッグストアで気軽に購入できるのが魅力的。
さてさて、ここまで読んで「ハッカ油欲しい!ハッカ油スプレー作りたーい!!」となったかたは、ぜひぜひハッカ油スプレー作りにチャレンジしてみて下さい。
詳しい作り方はコチラ☟
【ハッカ油スプレー作り方(涼感・虫除けスプレー)】
- ハッカ油…20~30滴ほど。
- 無水エタノール…10ml。
- 精製水…100ml。
- スプレーボトル(ガラス製かポリエチレン製の物)
材料の①②をボトルへ入れ、シャカシャカ。
そこへ③を加えてシャカシャカ。よーくブレンドします。
で、完成!
材料さえ揃えば作るのは簡単ですね。
我が家ではハッカ油20滴で ちょうど良い感じですが、慣れない方はハッカ油の香りで咽たり目がシミたりするので、様子を見ながらハッカ油を減らしたり足したりして下さい。
【クエン酸+で水回りの お掃除用に】
- ハッカ油…3~10滴。
- 無水エタノール…10ml。
- クエン酸…小さじ1程度。
- 精製水…400~500ml。
- スプレーボトル(ガラス製かポリエチレン製の物)
全部の材料をボトルに入れてシャカシャカ!
ハッカ油の殺菌・抗菌効果に、クエン酸の穏やかな洗浄力がプラスされ、水回りのお掃除に特化したスプレーが誕生!
ぜひお試し下さい。
【ハッカ水スプレー作り方(消臭スプレー)】
- ハッカ油…6~10滴ほど。
- 無水エタノール…10ml。
- 精製水…100ml。
- スプレーボトル(ガラス製かポリエチレン製の物)
全ての材料をボトルに入れてシャカシャカ。
そこから約12時間ほど放置。
その後上澄みだけ取り除いて出来上がりです!
お部屋の消臭にぜひお使いください。
余談ですが、スプレーに入れる精油をティーツリーやシダーウッドに変えるのもオススメですよ。
どちらも防カビ作用のある精油なので、お部屋を快適にしてくれます。
【デリケートゾーン用(掻痒感を和らげる)】
- ハッカ油…数滴
- 精製水…400~500ml
- スプレーボトル(ガラス製かポリエチレン製の物)
全ての材料をボトルに入れてシャカシャカ。
最初はハッカ油を1~2滴入れてハッカ水を作り、実際に使用した後、「ちょっと物足りないな」と感じたら少しずつハッカ油を足して下さい。
デリケートな場所へのご使用は、十分ご注意下さいね。
■注意点と まとめ・小話
ハッカ油の素晴らしさ、みなさんに伝わったかと思いますが、いかがでしょうか?
一瓶あるだけで様々なグッズを生み出し、長持ちし、コスパも良い。
夏をエコに乗り切るためには欠かせない存在です。
熱い時は水分補給を忘れずに
ただしハッカ油が与えてくれるのは あくまでも清涼感。
実際に体温が下がる訳ではありません。「涼しい」と脳を錯覚させて いるだけなのです。
ですので、「涼しいから」と水分補給を怠ると熱中症に なってしまいかねません!
水分補給をしつつ、スースー感を楽しんでくださいね。

作ったハッカ油スプレーの保存期間
ハッカ油スプレーは主原料が水なので、長期間の保存には向きません。
あまりにも大量に作って、あまりにも長い間 放っておくと水が腐敗してしまいます。
だいたい1週間くらいで使い切るようにしましょう。
ハッカ油を楽しむのは大人だけ
ハッカ油の効果は素晴らしいものですが、赤ちゃんや幼児への使用は控えましょう。
理由は もちろんお肌がデリケートだからです。
幼いお子さんはお肌が弱く、ハッカ油の刺激を「痛い!」と感じてしまうかも。
大人の夏の楽しみとしてだけ使用しましょうね。
こんなおすすめ商品もありますよ!
余談ですが、私は北見ハッカ通商のハッカキャンディーが大好きで、よくネット通販で購入しています。
あのスースーした香りに まろやかな甘さが加わって、お口の中は幸せでいっぱいになりますよ♪
ちょっと鼻が苦しい時に舐めたり、お口の臭いが気になった時のエチケットとして頂くのもオススメです。ハッカキャンディーを舐めながら扇風機の風を口に受けるとスースーして最高!
この北見ハッカ通商さん。ハッカ油の世界一のトップシェアを担っていらっしゃる老舗なのです。
気になる方はこちらをクリック!
大幅に話が脱線してしまいましたね。失礼致しました。
普段の生活にスースー爽やかなエッセンスを取り入れて、夏の熱さをスマートに乗り越えましょう。
それでは!
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