ついこの間、息子と七夕の飾りを一緒に作りました。
こんな機会でもないと、大人は折り紙なんて触る事もないですよね。
久々に触れる折り紙の質感と独特の匂いに、幼かった頃の記憶が よみがえってきました。
「半分に折った折り紙をハサミで出たらめに切って、開いた時の模様が面白くて何度も作ったな~」
うーん…。懐かしい…✨
さてさて、今日は折り紙で作る切り紙花火について書いていこうと思います。
夏祭りシーズンの今、お祭りの飾りつけにピッタリな作品の作り方を画像付きで詳しくご紹介しますので、どうぞ ごゆっくりご覧下さいね♪
◇折り紙で作ろう かわいい切り紙花火
夏の風物詩 花火。「それを折り紙で作っちゃおう!」というコンセプトの今回。
果たして、どんな作品が飛び出すのでしょうか?
◆まずは6つ折りをマスター!
今回、私も切り紙花火の作成にチャレンジしてみました。
記事を読んで下さっているみなさんと一緒に楽しみながら作っていきたいと思います。
宜しくお願いしますね!
①1枚の折り紙を三角に折る
必要なのは折り紙とハサミだけ。
さっそく始めましょう!

裏面の白っぽい面がコチラを向くように折っていきますよ。

②三角をさらに半分(三角)に折って折筋を付けたら開いて戻す


③手前の1枚だけ取って、印の部分に合わせて折る

④今折ったところをさらに一段折り、①の状態に戻す



⑤手前の1枚を取り、印の部分に合わせて折って開く


⑥右端を、画像のように折る

⑦左端も同じように揃えて折る

コレで6つ折りが完成です。

今こちらを向いて(上になって)いる面に下絵を描き、ハサミでチョキ チョキ切ってから広げると、シンメトリーな模様が出来上がるのですが、花火の切り紙の場合は6つ折りではなく12折が必要。
◆12折りへ!いよいよ切ります✂
12折りは、6つ折りを半分に折れば出来てしまいますから、基本の6つ折りを完全にマスターする事で制作が だいぶ楽になりますよ。
さあさあ、完成目前!頑張りましょう!
⑧6つ折りを半分に折り、12折りを作る

⑨画像、赤枠で囲まれた部分に花火の下絵(模様)を書き込む
下図の赤枠で囲まれた部分に下絵を描いていきますが、途中で図柄を変更したくなったり書き間違えたりするかも知れませんので、鉛筆やシャーペンを使用して書き込んでいくと そういった心配が減って良いですよ。


⑩下絵をハサミで切り取り、広げて完成!


やったー!!完成!!
作った切り紙花火を黒い画用紙に張り付けてみました。
いかがですか?
初めての切り紙アートです。ふふふ…♪
余った折り紙でお星さまを作って、花火の周りに散りばめてみましたよ。
漆黒の空とは対照的に色鮮やかな花火や星々が、薄い紙の上で上手く表現されていますでしょ?なかなか満足の出来。
って自画自賛!?

画用紙の端切れで野山と浴衣の少女を作り、一緒に張り付けました。
夏の花火の雰囲気がグッと深まりましたね!
(切り紙参考サイト・桜まあちの切り紙きりえっこ様)
◇切り紙を上手く切るコツはコレ!
キッチンばさみや、洋服の裁断に使う裁ちばさみは、切れ味が強力で扱いやすかったです。
小さなハサミだと、小さい分 力も弱く感じられました。
裁ちばさみ とキッチンばさみ で言えば、どちらかと言うとキッチンばさみの方が、どのご家庭でもお持ちの方が多いような気がしますので、切り紙をカットする時に ぜひ使ってみて下さいね。
サクサクっと手早く切るのではなく、ゆっくりと時間をかけてチョキ…チョキ…と、完成した時の様子を想像しながら切り進めていきましょう。
切り終わったら、あとは広げるだけ。
ここで時間をかけ、丁寧に仕上げる事で、広げる時の楽しみは倍増ですよ!
あ!そういえば…。先に切り終わった細かな部位がバラけてハサミの刃に当たり、誤って切ってしまいそうになったので、注意深く慎重な作業を心がけましょう。
せっかくの作品。最後は「丁寧に…丁寧に…」と念じながら!
◇まとめと一言
今回は、たっぷり時間をかけてステキな切り紙花火を作りました。
切り紙って、丁寧に丁寧に作っていくと、完成した姿は まるで芸術作品ですよ。
お子さんとワイワイ楽しみながら作るのも良いですが、大人だけで しっとりと静かに美しい作品を作ってみるのも良いんじゃないでしょうか。
額に入れて飾れば、ステキな壁掛けアートに変身!
ぜひ、チャレンジしてみて下さいね。
ちなみに私が作った切り紙は、かわいい愛息が「ママ、すごく じょーずね~」と言ってくれたので、せんべいの空き箱(笑)に作品を貼って、自宅のニッチに飾っちゃいました!
夏の間は飾っておこうと思います。

長々とお付き合い頂きまして、ありがとうございました!
それでは、よい夏を!
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