女性のお腹や下腹部が張る3つの原因と5つの病気の可能性について

「お腹がずっと張っている・・・」「なんか食欲が出ない」などの症状に悩まされたことはありませんか?女性の場合、体重の増加にも繋がってすごくストレスの溜まる症状だと思います。

今回はこのような「下腹部の張り」の原因とそれに関連する病気についてご紹介します。

下腹部が張る3つの原因

下腹部の張りにはどんな原因が考えられるのでしょうか。

  1. 空気を食べてしまっている。(呑気症)
  2. 炭水化物(米・パン・麺・お菓子など)の食べすぎ
  3. 精神的ストレスや身体疲労
呑気症

呑気症』はあまり聞いたことがないかもしれません。私たちはご飯を食べる時などに無意識に空気も一緒にいくらか飲み込んでいるのですが、『呑気症』というのは、空気を過剰に飲み込んでしまう症状です。

この原因は精神的なストレスから来ることが多く、緊張が続くと口が渇くためツバを飲み込んだりしますが、その時に一緒に空気も飲み込んでしまうことがあります。これが続くと腸内にガスが溜まりやすくなり、下腹部が張る、というわけです。

炭水化物の食べ過ぎ

炭水化物(つまり糖質)を摂取しすぎると、その消化の過程でガスがたくさん作られます。そのために腸内のガスの排出が追いつかず、下腹部が張ってしまいます。

「最近、おならがよく出る」という人は、糖質を抑えた食事にしてみるといいかもしれません。

ただ、糖質を摂らなさすぎると、今度は便秘になってしまうことがあるので、適度に摂取しましょう。

精神的ストレスや身体的疲労

ストレスが続いたり疲労が蓄積してくると、胃腸の動きが悪くなり、消化が上手くいかなくなることがあります。そのため、便秘になりやすくなったり、ガス(おなら)の排出が少なくなったりして、下腹部の張りに繋がります。

 

下腹部の張りが症状として起こる病気

下腹部の張りがある時に考えられる病気には次のようなものが挙げられます。

  1. 胃炎(急性・慢性)
  2. 過敏性腸症候群
  3. 胃下垂
  4. 腸閉塞
  5. その他重篤な病気

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胃炎

ストレスが大きな原因として考えられます。

下腹部の張りに加えて、「みぞおち辺りの痛み」「下痢」などの症状が見られることがあれば、急性胃炎と考えられるでしょう。

また、胃に住むピロリ菌(ヘリコバクター・ピロリ)という細菌がいますが、長期に渡ってストレスを感じる状況が続くと、胃の粘膜が弱ってくるために、この細菌が悪さをしやすくなり、胃壁が炎症を起こしてしまうことがあります。「長期間の下腹部の張り」に加えて、「吐き気」などの症状が見られる人は、慢性胃炎と考えられるでしょう。

過敏性腸症候群

この病気についても、精神的ストレスが大きな要因として挙げられます。

胃腸の動きは『自律神経』によって調節されています。過度なストレスがかかると自律神経は不調をきたし、それによって胃腸の働きにも影響が出てしまうというわけです。

下腹部の張り」「軟便」「便秘」の症状が長期間(だいたい3週間くらい)続くと、過敏性腸症候群が疑われます。

胃下垂

痩せ型の女性に多く見られる身体の特徴です。「胃下垂」という名の通り、通常の高さよりも下がった位置に胃があります。胃下垂になる原因はまだよく分かっていないのが現状で、胃下垂であっても具体的な症状が出なければ無視されるのが通常です。

しかし、胃下垂の人は、ストレスによって胃腸の働きが低下すると「下腹部の張り」「吐き気」「食欲減退」などの症状が出て来ることがあります。

腸閉塞

4.の病気は、あまり聞いたことがないかもしれません。
『腸閉塞』とは、腸の中にある食べ物のカスや消化液の流れが滞っている状態を指します。
詰まっている所よりも上にある腸は正常に働きますが、それよりも下は消化が上手くいかなくなるので、腹痛や嘔吐などの症状を起こします。
放っておくと、消化物が閉塞部分に溜まって腸が破裂し、腹腔の炎症・感染症につながります。
「下腹部の張り」に加えて、「激しい腹痛」「便秘」「嘔吐」「食欲不振」「発熱」などの症状がある場合は、腸閉塞の可能性が高いでしょう。
この場合、自然治癒は難しいので、すぐに病院に行って下さい。

重篤な病気

5.ですが、その他の重篤な病気として考えられるのは「大腸がん」「子宮がん」などの腫瘍がある場合です。この場合、検診等で早期に見つけられることもありますから、長期間、お腹の張り治らない時は、がん検診・人間ドック等にかかることをおすすめします。

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大事な体、大切に労ろう

「たかがお腹の張り」と思うかもしれませんが、あなたの体が発している大切なサインです。見逃さずに適切に対処してあげましょう。

多くの場合は、精神的ストレスと身体的な疲労の蓄積によるものですから、十分な休養と規則正しい食事などが改善方法になります。

あまりに酷く、長くお腹の張りが続く場合は、早めに病院を訪ねるようにしましょう。消化器内科等の専門外来がある場合はそこを訪ねるのが一番ですが、ひとまずかかりつけの内科等で診てもらうのが良いでしょう。

あなたの大事な身体、大切に労ってあげましょうね。

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