痰が止まらない!続く原因になる5つの病気と対処法3選!

「痰がずっと絡んで辛い・・・」「痰を切るにも人前だと恥ずかしい」「これって何か悪い病気?」など、痰に関する悩みを抱えている人は意外と少なくないかと思います。

体調は良いのに痰だけ止まらない、なんてケースでも仕事で人と会うような職業の方にとっては、それだけでストレスにもなります。

今回は、止まらない痰の原因やそれに対するケアの仕方などを、ご紹介していきたいと思います。

そもそも『痰』ってなに?

そもそも『痰』とは、気管支や肺といった呼吸器系に入ってこようとする異物をからめ取って、体外に排除するために分泌される粘液のことです。

色は、透明〜黄色ですが、痰の原因によってはこの色が変化することもあります。

【関連記事】:「痰の色で分かる病気の原因と対処法!白は正常?黄色や緑は異常?」

痰が絡む!そこに潜んでいる5つの病気とは?

痰が絡むときにかかっているかもしれない病気として挙げられるのは次のようなものです。

  1. ウイルス・細菌による気管支炎や咽頭炎
  2. アレルギー性気管支炎
  3. 慢性閉塞性肺疾患(COPD)
  4. 気管支喘息
  5. 肺がん

原因1:ウイルス・細菌よる気管支炎や咽頭炎

何らのウイルスまたは細菌に感染することで、気管支や咽頭(喉の奥)に炎症が起きると、痰が多く出てくるようになります。風邪を引いた時に出る痰はこのタイプが多いでしょう。

色は無色透明もしくは黄色で、粘り気があるタイプの痰です。

原因2:アレルギー性気管支炎

ダニやホコリなどのハウスダストや、花粉などといったアレルゲンが気管や気管支に入り込むことで、アレルギー反応を起こし炎症が生じる病気です。アレルゲンを体外に追い出そうとして、痰がどんどん分泌されます。人によっては、炎症によって気道が狭くなったりして呼吸がしづらくなったり、痰の排出が困難になったりします。

それぞれに反応を起こすアレルゲンは異なりますが、痰の色は無色透明、粘り気のあるタイプがほとんどです。

原因3:慢性閉塞性肺疾患(COPD)

慢性的な気管支炎や肺気腫などの病気の総称です。痰の多量分泌の他に、咳や息切れなどの症状も見られます。喫煙習慣の長い人がなりやすく、現在非常に患者数が増えている病気です。

痰の色は無色透明ですが、肺炎などとの合併症の場合、黄色や緑色の痰が出ることもあります。

長期間の喫煙習慣によって、酸素を受け渡しするための部分(肺胞)が破壊され、常に酸欠の状態になっていく、かなり怖い病気です。進行すると、出歩くときは酸素ボンベの使用が必須になることもあります。

原因4:気管支喘息

何らかの原因で気道が狭くなり、呼吸がしづらくなる病気です。咳とともに粘り気の強い痰が出ます。咳が長時間続くこともあり、特に夜から朝方にかけて喘息発作が止まらない、という人もいます。

原因5:肺がん

肺がんの原因のほとんどは喫煙によるもので、初期の間は自覚症状がないため、発見が遅れてしまうケースが後を絶ちません。

粘り気のないさらさらの痰が特徴で、透明、もしくは血が混じることもあります。痰の分泌が止まらないため、痰を出そうとして咳が止まらなくなるのも特徴の一つです。

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痰が止まらない時の3つのケア

まずは、痰を外に出すことが大切です。なかんか痰が止まらないという時には、次のようなケアを試してみると良いでしょう。

対処法1:のどの潤いを保つ

のどが乾燥すると、痰が粘膜に張り付いてしまってなかなか外に出すことができません。

外出するときはマスクをつける、室内では加湿器をつける、などのどの潤いを保つように対策しましょう。

対処法2:高いところの掃除をこまめにする

アレルギー性気管支炎などの場合、ホコリやダニなどのハウスダストが原因であることが多いようです。これらを取り除くためには、空気清浄機をつけたり、掃除機をこまめにかけたりすることが大切ですが、意外と見落としがちなのが、本棚の上などの高いところに溜まっているホコリです。高い位置に溜まったホコリが床へと落ちてきて、それを寝ている間など、知らず知らずのうちに吸い込んでしまい、症状が悪化している可能性があります。

掃除は高いところもこまめに行いましょう。また、掃除をするときはハウスダストを吸い込んでしまわないように、マスクを着用するのがオススメです。

対処法3:禁煙する

痰が止まらない、といったような気管支系の病気のほとんどは、原因が喫煙です。

まずは、タバコを控えるところから始めましょう。

また、小さい子どもがいる家庭では、幼いうちから副流煙に晒されることで本人がタバコを吸わなくても慢性気管支炎などになってしまうケースがありますから、特に気をつけるようにして下さいね。

 

まずは清潔を保つ!ひどい場合は病院へ

痰は、異物を体外に排出するための防衛機構ですから、無理に止めようとはしないほうが良いでしょう。しかし、痰が出る環境というのは、何かしら問題があることが多いですから、まずは部屋を清潔に保ち、タバコは控える、などの心がけから行なっていくと良いと思います。

また、長期間、痰が止まらないという場合は、呼吸器内科などを受診しましょう。

関連記事:「風邪じゃないのに痰が絡む3つの原因と考えられる病気について」

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