子供の咳の種類と病気の原因は音や痰の有無(湿咳/空咳)でチェックできる!

「あら、あの子また咳してる・・・」「もらい風邪かな?」など、お子さんの咳は、パパ・ママたちの心配の種だと思います。

集団生活を始めてすぐの小さい子どもはよく風邪を引くと言われますが、それでもやっぱり長期間、子どもの咳が続いていると不安にもなりますよね。

今回は、咳の種類とそれに関連する疾患、その原因などについてご紹介します。

音で分かる咳の原因と種類

咳は、その音によって大きく3種類に分けられています。

乾性咳嗽(がいそう)-乾いた咳「コンコン」

「コンコン」という軽い、乾いたような音の咳です。

この咳が出た時に疑われる疾患

  • 百日咳
  • マイコプラズマ肺炎
湿性咳嗽-湿った咳「ゴホゴホ」「ゲホゲホ」

「ゴホゴホ」という湿ったような感じの音の咳です。この場合、痰が絡むことによって湿ったような音になります。

この咳が出た時に疑われる疾患

  • 後鼻漏症候群
  • 慢性気管支炎
犬吠様咳嗽-高音の咳「ケンケン」

「ケンケン」と犬が吠えるような音の咳です。この音の咳をしている場合、呼吸困難などを伴う重症の病気である可能性があります。幼児に多いタイプで、発熱等の風邪の諸症状と共に起こることが多いようです。症状が酷い場合は入院する必要が出てくるタイプの咳です。

この場合疑われる疾患

  • クループ症候群

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咳のタイプで分かる病気

上に上げた病気について簡単に見てみましょう。

百日咳

名前の通り、特徴的かつ長期間続く咳、といった症状が見られる疾患です。

三種混合ワクチンの接種率が上昇したことによって、近年の患者数は減少の健康にありますが、少しでもワクチンの接種率が低下すると再流行するため、注意が必要です。

乳幼児に多く見られますが、薬の投与によって治療が可能です。

マイコプラズマ肺炎

発熱、長引く咳、多呼吸等が主な症状です。通常の肺炎と異なり、痰が絡まないため、一見肺炎と分かりにくいのですが、症状が長引くと。気管支炎や喘息を引き起こすこともある厄介な疾患です。

接触感染・飛沫観戦するため学校等で集団生活をする子ども達の間で流行しやすい疾患です。また、一年中流行する可能性があるので、周りに罹患者がいる、と聞いた場合には注意をするようにして下さい。

慢性気管支炎

慢性気管支炎は別名「たばこ病」とも言われることがあります。長期間の喫煙習慣者に多く見られる疾患です。慢性気管支炎は、基本的には子どもにはあまり見られるものではありませんが、周囲の大人が喫煙者である場合は、副流煙による慢性気管支炎を発症することが大いにあります。

副流煙によって肺ガン発症のリスクも数倍に跳ね上がります。喫煙者のパパ・ママで、お子さんを見ていて「最近、息切れしてるな」と感じたら、たばこを吸う際には風向きに注意をしたりするなど気をつけるようにして下さい。(もちろん、禁煙するのが一番ですが・・・)

後鼻漏症候群

昼間は元気なのに、夜、眠りについてから咳込みはじめて・・・」という場合はこの疾患の可能性が高いでしょう。咳き込みのため、目が覚めてしまい、さらには嘔吐も見られる事が多いようです。

小さいうちは、鼻水が出てもかまずにすすってしまうことが多いのですが、それが鼻の奥から喉の方に垂れてきて、痰と絡んで粘性の強い咳が出てしまうことがあります。これが後鼻漏による湿性咳嗽です。

風邪による症状であることが多いですが、症状が長引く場合はアレルギー反応による鼻水の場合もあるので、まずは鼻水の原因を突き止めることが大切になります。

クループ症候群

「ケンケン」と犬が吠えるような音の咳が特徴です。

咽頭の奥の方で炎症が起こることで、突発性の呼吸困難を引き起こす可能性があるので、注意が必要な疾患でしょう。

幼児期に多く見られるもので、多くは発熱などの風邪の諸症状と共に発症します。症状が酷い場合は入院が必要となることもあります。

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冷静な観察で子どもたちの健康を守ろう

お子さんの長引く咳や鼻水などの症状は、パパ・ママたちにとって「大ごとではないけど心配・・・」となるものだと思います。

咳の音によってそこに隠れている病気は違ってきますから、対応も異なるものになります。
一番身近なパパ・ママの冷静な観察で、子どもたちが健やかに過ごしていけるようにしてあげて下さいね。

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