鼻をかむと鼻水に血が混じる原因と対処法!毎日続くと病気なの?

鼻がムズムズする、詰まりがちになってくると、頻繁に鼻をかみがちです。そんな時に、鼻水に血が混じってきたりすることはありませんか?たまにだとそこまで気になりませんが、毎日続くと「病気・・・?」と心配になりますよね。

今回は、鼻水に血が混じる原因とその対処法をご紹介します。

鼻水に血が・・・!その原因とは

鼻水に血が混じる原因としては、次のようなことが挙げられます。

  1. 鼻のかみすぎ
  2. 乾燥
  3. 副鼻腔炎(蓄のう症)

まず、1.ですが、これには心当たりがある人が多いのではないでしょうか。これはいわゆる鼻血が混じっている状態の鼻水です。

鼻の入口付近には『キーゼルバッハ部位』という部分があります。ここは毛細血管が集まって粘膜表面まで浮き出ている場所で、薄い粘膜で覆われているので、ちょっとした刺激でも出血しやすい部分です。(鼻血への対処法については「鼻血を早く止める止血方法と正しい止め方!鼻血が止まらない時の原因は病気?」の記事で詳しくご紹介していますので、そちらもご参照ください!)そのため、「鼻をかむ」という刺激によって、粘膜が脆くなり毛細血管が破れて出血する、という訳です。

2.の場合も1.と根本的には同じなのですが、冬場など乾燥している時には、外気に最も接触している鼻や喉も乾燥します。つまり、鼻や喉の内側を覆っている粘膜の湿り気がなくなってしまいます。粘膜が乾燥してしまうとその内側を保護する力が弱まってしまい、一番表層にある毛細血管が少しの刺激で切れやすい(=出血しやすい)状態になります。

3.は聞き慣れない人が多いかと思います。『副鼻腔炎』とはその名の通り、鼻の部位である「副鼻腔」に炎症が起こる症状です。急性タイプと慢性タイプがあり、慢性タイプを俗に『蓄のう症』と呼びます。(現在、『蓄のう症』は正式な医学用語ではありません。)

風邪をひいた後もずっと鼻詰まりが治らず、血や膿のようなものが混じった鼻水が出たら、慢性副鼻腔炎の可能性があります。これを放っておくと慢性化して、治療には手術が必要になる場合もあります。

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鼻水に血が混じった時の対処法

それでは、どのような対処法があるのでしょうか。上で挙げた原因について、それぞれの場合の対処法をご紹介します。

1.と2.の場合、どちらも「粘膜が脆くなっていること」が原因なので、粘膜を守ってあげるような処置をすることでいくぶんかは、改善されます。

例えば、

  1. ベビーオイルなど肌に優しいオイル(無い場合はオリーブオイルなどでもOK)などを鼻の入口付近に綿棒などで優しく塗る。
  2. 加湿タイプのマスクを着ける。(特に就寝時など)

のような対処法が挙げられます。

次に3.の場合ですが、急性の場合(風邪などをひいて鼻づまりを起こしている場合)は、1.と2.と同じような方法で対処でき、自然に治る場合がほとんどです。

しかし、慢性化した副鼻腔炎の場合、自然に治る可能性はかなり少ないため、病院での治療が必要となります。抗生物質等の投与や洗浄で処置できる場合もありますが、それらの方法でも治らない場合は、手術の必要があります。

手術の手法としては、顔面切開する方法と内視鏡を用いる方法とがあります。現在は、内視鏡手術が主流ですが、あまりに症状が重い場合、切開手術の可能性もあります。

鼻づまりが長引く場合は、すぐにお近くの耳鼻咽喉科へ!

 

鼻水は体の大切なバロメーター

鼻水は軽視されがちですが、あなたを守るために働く大切な体のバロメーターです

「ちょっと血が混じってるけど、まあいっか・・・」と流してしまわず、きちんと目を光らせて、適切な対処が出来るようにしましょう!

そして、風邪ひき後の副鼻腔炎の可能性がある方は、重症化して手術の必要が出てくる前に前に、早めに病院を訪ねましょうね。

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