初盆/新盆/旧盆とはいつからいつまで?お盆の時期は地域で違う!

お盆の細かなことについて何となくわかっているつもりでも、実際に向き合うと、物事の意味が分からずにハテナが頭の中を駆け巡って焦ってしまった経験はありませんか?もうすぐ巡ってくるお盆。ご先祖様や懐かしい近しい方達に帰ってきていただける準備を粛々と進められるように、改めてお盆のあれこれについてまとめていきたいと思います。これさえ読めば、お盆について自信を持てるようになりますよ!
(画像引用元:http://seikatujyouhou.xyz/

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初盆・新盆・旧盆とは?

新盆は「初盆」の別称です。四十九日を過ぎた、

前年のお盆以降に亡くなった仏さまが初めて迎えるお盆です。

(新盆の読み方は「にいぼん・しんぼん・あらぼん」等、地域により異なります)

旧盆は、明治に入って旧暦から新暦へと移行したのを機に、

次第に7月が中心であったお盆の時期にも変化が見られるようになり、

旧暦のまま8月にお盆を執り行う地域 (旧盆) と、

新暦の7月に執り行う地域 (新盆) に分かれました。

※亡くなって四十九日を終えて初めての「新盆」とは異なります。

旧暦のまま執り行うことを重視、農作業などの都合でやむなく時期をずらした等

の地域ごとの理由により、現在の実施時期がほぼ定着しました。

縁者がより多く集まれるようにと月遅れの旧盆が残った、という説もあります。

お盆の言われや由来について

元々仏教行事のひとつで、盂蘭盆会 (うらぼんえ) を略して「お盆」となりました。

盂蘭盆会とは古代インド語で「ウランバナ」、逆さづりの意味を持ち、

「逆さづりにされるような苦しみを取り除く」という意味合いの行事でもあります。

お経の説話に由来があり、お釈迦様の弟子で神通力に優れた目連尊者 (もくれんそんじゃ) が、

亡くなった母が餓鬼のなかで苦しむ様子を目にし、目の前にご飯を差し出しても口にする前に、

炭になってしまい口へは入らず苦しむ姿に心を痛め、お釈迦様に教えを請うと、

「お母さんの罪は重すぎて、目連尊者一人ではどうにもしてあげられない。」

「旧暦7月15日に修行を終えた僧達にご馳走をし、心から供養をしなさい。

時が来ればやがて父母も苦しみから救われ、衣服にも困ることはなくなるでしょう。」

との言葉をいただき、そのようにするとやがて餓鬼の中から救われました。

このことから、旧暦の7月にお盆の行事が始まりました。

お盆の意味と大まかな流れとは?

現代のお盆の意味は3点に

① 3日間 (又は4日間) のご先祖様があの世から縁者の元へ戻り過ごされる時期

② 迎え火、お供物やお線香、ロウソクの火、送り火などでおもてなしをしお祀り。

③ お盆休み。江戸時代に、奉公人がお盆の時期に宿下がりを許された

「藪入り (やぶいり) 」というしきたりに端を発し、

現代でもお盆に合わせて、夏休みとする企業が多いようです。

※お供物の例

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引用元:http://www.gracehomescolorado.com/

お盆の期間の過ごし方

1日目は迎え火でお迎えをします。きゅうりのウマとなすのウシの精霊馬を用意。

お墓参りをしてお迎えに行く地域もありますが、遠方の場合は居住地の状況に応じて、

可能ならば玄関先にご先祖様への目印として迎え火を焚きます。

「こちらに向かっていらしてください」という思いを込めて灯します。

火を焚けない場合は、電気のロウソクが入った提灯を持ち、玄関先に立つ方法も。

2日目以降は毎日お水とお茶、お供物を取り換えながらおもてなしを。

お供えしたお供物は湯気のあるものは湯気が消えたらおろしてよいとされます。

ご先祖様にお供えしたお供物は縁起物とされ、皆で分け合いいただくとよいそう。

3日目 (4日目) は送り火を焚き、お見送りをします。

きゅうりのウマとなすのウシは、ご先祖様の往復の乗り物として用意します。

子どもの頃作ったなぁという思い出のある方もいらっしゃるのではないでしょうか??

精霊馬についてのいわれなどは、【お盆のお供え物一覧】にて触れていきます。

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引用元:http://blog-imgs-32.fc2.com/

お盆が終わった後のウシとウマは、大切に戴いてもよい (食べる) ですし、

心苦しいという場合は、以前のように土に埋めることも難しくなっていると思いますので、

半紙などにくるんで塩で清めるなどしてから、ゴミとして出す、という事も出来ます。

半紙がなければ、キッチンペーパーなどの白い紙での代用も可能です。

お盆の時期には殺生を戒める事に重きをおく地域が多くなり、

蚊を叩くことはもちろん、雑草をひくことも控えることもあります。

自然の中の何かに宿って、先祖の霊が現世に戻ることがあるため、だとの説も。

筆者の田舎の地域でもこのお話は教えられ、大人になった今でも、

「お盆は殺生はしない!」と心に残っています.。o○

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引用元:http://www.animal-eye.net/

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地域ごとのお盆の時期はいつからいつまで?2016年は?

日本全国で、大まかに分けて3期に分かれています。

地域ごと お盆の時期・一覧

お盆の実施時期 暦・お盆の通称 地域
7/13~15 (16) に実施 新暦・7月盆 ① 東京・横浜・東北地方など
8/13~15 (16) に実施 旧暦・8月盆 ② 北海道・新潟・長野・関東南部・関西など
旧暦の7/13~15 (16) に実施 旧暦 (年により時期が異なる) ③ 関東北部・中国地方・四国・九州・
沖縄諸島など

お盆の期間は月に関わらず13日~15日か、16日まで。

※3日間、という地域と4日間という地域があります。

※沖縄県は特に、古来よりご先祖様を丁重に敬う風潮が根強く残っていて、

現在も毎年日にちの変わる、旧暦の7月に行なう日本古来の風習を守っています。

2016年は8月17日が旧暦の7月15日にあたります。

「迎え火と送り火」「お供物」「お盆提灯」などの個々の詳細については、

別途まとめていきます。お盆用品はホームセンターなどでも購入可能。

【お盆用品】これだけパックというセットもあります。

買いそろえる際に参考にして下さい。

 

お盆について、地域ごとのあれこれや雑学

お盆に関する各地の行事や風習などをご紹介します。

あなたの地域の呼び方は、ありましたか??

お盆の始まりを「盆入り」「迎え盆」等といいます。

対してお盆の終わりは「盆明け」「送り盆」等といいます。

釜蓋朔日 (かまぶたついたち)

「お盆には地獄 (あの世) の釜のふたが開く」というのが由来です。

この他にカマノフタの朔日・釜のフタノ祝い・カマの口アケ等とも言います。

七日盆 (なぬかぼん)

7月7日を盆入りとする地域 (上記表の①と③) にあたります。

◎ 東北地方・中国地方→「なぬかび」

◎ 近畿地方→「なぬかぼん」と呼ぶことが多い。

お墓の清掃・盆棚作り・仏具みがき・道草刈りなどを行います。

沖縄県のお盆用語と風習

意味 沖縄の方言 備考
お迎えの日 ウンケー
お送りの日 ウークイ
あの世のお金 ウチカビ 黄色い紙。ご先祖様にお土産としてお持ちいただく。
お送りする際に燃やす。

「ウチカビ」は、お盆の最終夜に家族が仏壇前に集まり、

ご先祖様があの世でお金に困ることのないように、燃やします。

これこそ、知らないと何のための紙だろう??と迷いそうですね。

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引用元:http://okinawaclip.com/

 

お盆の時期と流れはこれで完璧!

お次はこちら⇨「【お盆のお供え物一覧】野菜/団子/花/菓子/のしの意味について

熨斗の疑問はこちら⇨「【お盆のお供え物】熨斗の表書きの書き方やのし袋の色や種類の選び方を教えて!

日本のお盆の時期は7月13日~と8月13日~、そして旧暦の7月13日~の

3つに分かれることが分かりました。

「初盆・新盆・旧盆」の言葉の違いについても整理でき、これでお盆の時期の目安が

持てたと思います。初めて実家のお盆を体験する新米お嫁さんも、ベテランさんも、

ご先祖様に、気持ちよく来ていただけるように全力をつくしましょう。

もちろん、旦那さま方もですよ~(‘ω’)ノ

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