乳がんの初期症状は?ステージ別5年生存率と全摘出の条件・余命について

乳がんの症状とは?ステージ5年生存率と全摘出になる条件について

女性における悪性腫瘍(がん)で最も発症率が高い乳がんですが、発見が遅れると全摘出を余儀なくされます。

乳がんの症状とはいったいどんな病態なのでしょう?

乳がんの重症度ステージ分類と転移3レベル、生存率、全摘出の条件などについて今回はまとめました。

乳がんの3大症状とは?

乳がんは決して恐ろしい病気ではなく、早期発見と適切な治療を行うことで90%が治癒する病気です。

主な症状は3つです。

  • 乳房のしこり
  • 乳房のくぼみ
  • リンパ節の腫れ

<乳房のしこり>

乳房を触って”しこり”や”かたまり”がああれば要注意と聞いたことがある人は多いのではないですか?

人間の手で触ってしこりがあると思った時にはおおよそ5mm〜10mmの腫瘍ができている可能性が高いようです。

このしこりが大きくなると胸に痛みが現れるようですね。

痛みが出ている時にはすでに炎症期に入っているため、痛みが出る前に気づけるように心がけましょう。

一番手軽で自宅でも簡単にできる方法なので、常に自分の乳房をチェックする癖をつけることで早期発見につながるようです。

<乳房のくぼみ>

乳がん細胞が大きくなると徐々に皮膚などの表面近くに現れてくるようです。

そうすると乳房に”くぼみ”や”えくぼ”などが見られるようになり、場合によっては皮膚の変色が起きるようです。

皮膚がオレンジ色や赤色に変色し痛みや熱感を伴う理由は炎症性の乳がんになっているからだそうです。

炎症の4大症状とは?

  • 発赤:皮膚が赤くなること
  • 熱感:皮膚に熱を持つこと
  • 主張:皮膚が腫れるれること(浮腫-むくみ-とは別です)
  • 疼痛:痛み

打撲や捻挫の時に観られる症状が典型的です。また、蚊に刺された時にも同様の症状が見受けられ、かゆみは低レベルの痛みなんだそうです。(「骨折の痛みはいつまで続く?疼痛の原因や対処法は?」)

<リンパ節の腫れ>

リンパ節とはリンパ液のろ過装置だそうで全身に無数にあるそうです。

リンパ液が流れる管をリンパ腺、リンパ腺の所々にリンパ液の浄水所があるとイメージすると分かりやすいですね。

リンパ腺は胸にも存在するため乳がん細胞がリンパに転移をしているとリンパ節が腫れるそうです。

一番症状が出やすいのが腋窩(脇の下)リンパ節で、腕を上げたりする時に痛みが出る場合などもあるのですぐに異変に気付くはずです。

他にも胸の中央などにもリンパ節があるためそちらも腫れることがあるようです。

なんで脇の下のリンパが一番腫れやすいの?

乳がんの発症部位に関係があるようで、乳がん発生部位は乳房の上外側に好発するそうです。

  • 上の外側に発症する確率が高いから、その近くの脇のリンパに転移する確率も高いということです。

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乳がんの重症度別ステージ分類と転移レベルと5年生存率

乳がんの重症度を知ることができるステージ分類があるようですね。

また、転移レベルと5年生存率の関連性は高く、研究なども進んでいるようです。

「乳がんの生存率は腋窩リンパ節への転移の広さに左右する」とのことです。

Henne Bruns,During,Kremerによる研究で転移レベル別の5年生存率が述べられているので、合わせて記載します。

以下をご覧ください。

<転移レベルと5年生存率>

転移場所 5年生存率
レベルⅠ転移 脇の下 65%
レベルⅡ転移 鎖骨の下 31%
レベルⅢ転移 ⅠとⅡの中間 ほぼ0%

分かりやすい図がありましたのでご紹介します。

乳がんリンパ節転移と5年生存率

(画像元:http://www.saiken.info/index4.html)

あと乳がんの病気別のステージ分類ですね。

病態 5年生存率
ステージ0 ガン細胞の発生段階(他影響なし) 95%
ステージ1 転移なし、しこり2cm以下 90%
ステージ2a
  • 転移のないしこりが2~5cm
  • 転移ありのしこりが2cm以下
80%
ステージ2b  転移のあるしこりが2~5cm 80%
ステージ3a
  •  腋窩リンパ節転移が癒着、しこり2cm以下
  • 腋窩リンパ節転移なし胸骨内側リンパ節転移あり
  • しこり5cm以上で腋窩か胸骨リンパ節に転移あり
 65%
ステージ3b
  •  腋窩と胸骨内側リンパ節両方に転移あり
  • しこりが胸壁にくっついている状態もしくはしこりが表面に達して皮膚に崩れがある
 30%
ステージ3c
  •  腋窩と胸骨内側リンパ節両方に転移あり
  • 鎖骨上下のリンパ節に転移あり
 25%
ステージ4 骨や肝臓など他の臓器へ転移  10%

(詳しくは乳がんガイドラインなどをご覧ください)

 

ご覧いただければ分かるのですが、乳がんの場合も他の臓器への転移があると5年生存率が著しく低下しますね。逆に乳房内の細胞や近くのリンパ節までの転移であれば予後は良好ということです。

この転移のレベルによって余命は大きく変わり、5年生存率や現在の病状などから判断し余命が宣告されたりするようです。

リンパ節の転移場所によっても生存率が変化することに注目してくださいね。

 

乳房温存術と全摘出の条件は?

乳房にメスを入れずに薬物や放射線療法で治療することを俗に乳房温存術というようです。

温存術と全摘出での生存率の差はないようですが、再発率や胸の見た目での差はあるようです。

全摘出は主にステージⅢ以降の場合に行われるそうです。

 

転移が広がっていればそれ以上広がらないように早期に切除するということになりそうですね。

状態が軽ければ手術を避けることもできるようです。

 

やはり早期発見、早期治療が重要ですね。

日頃のセルフチェックやマンモグラフィー検査、超音波検査(エコー)を定期的に受けることが何よりも大事のようです。

 

おまけ:乳がんの治療や手術などをしたことがある芸能人

公式ブログでは実際の闘病の話や心情が赤裸々に語られていたりしますので参考にされてみてはいかがでしょうか?

乳がんの発見が遅れるのはなぜ?小林麻央罹患の進行性乳がんとは?

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