【熨斗とお礼状の使い方】贈答品/お歳暮/中元の時期とマナー

お中元をいただいたら、なるべく早くお礼状を出す必要があります。

ですが、毎年の事とはいえ、お礼状をどうすればいいのかいつも迷ってしまう、という事も多いのではないでしょうか? だからついつい電話で済ませてしまうという方も多いはずです。

確かに近しい間柄なら電話やメールなどでお礼をするのもいいかもしれませんが、ビジネスの場合にはやはりお礼状を書いて送る方がスマートですよね。

そこで今回は、お中元やお歳暮をい頂戴した時のお礼状に関するマナーをご紹介いたします。

お中元やお歳暮を頂戴した時にはお礼状を出すのがマナー!

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プライベートであってもビジネスであっても、お中元やお歳暮を頂戴した場合にはマナーとしてお礼状を送るものです。

ですが、いくらマナーとはいってもどうやって文章を作ればいいのかがわからない事もあります。

そんな時にはあらかじめ文章をいくつか用意しておいて、用途に合わせてうまく組み合わせてお礼状を作成するといいでしょう。

お歳暮の場合のお礼状は日本全国共通した月に送るので12月ですが、お中元の場合には東日本の場合には7月、西日本の場合には8月という時期を考えて文章を作成する必要があります。

 

お礼状の文章の構成は全部で5つ

文章の構成というとなんだか物々しく感じますが、5つの文章をあらかじめ作っておけば、どんな文章を作るのも簡単にできるのでとても便利です。

ではそのお礼状を作るための5つの文章をいくつかご紹介いたします。ちなみに最近ではネット上にお礼状などのテンプレートを無料で提供しているサイトなどもあるので、活用してもいいかもしれませんね。

 

文章の頭の部分につける「頭語」「結語」

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頭語というのは文章の頭の部分に着ける言葉で、「拝啓」などがこれにあたります。

近しい方への頭語としては「拝啓」「拝呈」などを使うのが一般的です。ビジネスの場合には「謹啓」「恭慶」「粛啓」などを使うといいでしょう。

ちなみにお礼状は頭語を使ったら、必ず対となる結語を使うのが決まりとなっているので、かならず頭語と結語はセットで使いましょう。

結語に使用する言葉ですが、プライベートでは「敬具」「拝具」ビジネスでは「謹言」「敬白」「敬具」を使うといいでしょう。

 

時候を表す言葉を入れます!

時候とはその季節を表す言葉の事で、その季節を連想させる言葉を使ってお礼状の挨拶の言葉へとつなげていきます。

この時候の言葉についてですが、お中元のように西日本と東日本とで違う場合には、7月用の時候の言葉と8月用の時候の言葉を考えておくといいですね。

7月の季節を表す時候の言葉

  • 大暑の候
  • 炎暑の候
  • 盛夏の候

などから始まり手紙の書きだしとします。もちろんこの言葉だけではなく、その次にビジネスならば「貴社ますますご繁栄のこととお慶び申し上げます」や「貴社ますますご発展のこととお慶び申し上げます」などと入れます。

プライベートの場合には「皆さまお変わりなくお過ごしでしょうか」とか「皆さまますますご健勝のこととお慶び申し上げます」などと始めるといいでしょう。

8月の季節を表す時候の言葉

  • 新緑の候
  • 残暑の候
  • 暮夏の候
  • 晩夏の候

8月を連想させる言葉の後ろに、「貴社ますますご繁栄のこととお慶び申し上げます」など7月の時候の言葉のあとに続ける文章を付け加えて文章を作ります。

 

送ってもらった贈答品についてのお礼の言葉を入れます!

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次に頂戴したご贈答品についてのお礼の言葉を入れていきます。具体的な贈答品についての言葉を入れるのではなく、頂戴した事に対してのお礼が伝わるような文章を書きます。

つまり頂戴した事に対してのお礼の気持ちが相手に伝わればいいというわけですね。それでは例文をいくつかご紹介いたします。

  • このたびは結構なお中元の品をお贈りいただき、誠にありがとうございました。
  • このたび誠に結構なお中元の品をお送りいただきまして、大変ありがとうございました。
  • このたびはご丁寧なお心遣いを頂きまして、本当にありがとうございました。

 

先方の健康を気遣う言葉「結びの文章」を入れます!

お中元を頂いた時期は夏の暑い盛りですので、送っていただいた方への健康を気遣う文章を入れます。

この時期は、暑いので体を壊さないように相手を気遣う気持ちを伝える言葉を入れます。こちらも簡単な例文をご紹介いたしましょう。

7月(東日本)の結びの文章

  • これから暑さが本格化してまいりますので、ご自愛のほどをお祈り申し上げます。
  • まだこれから暑さが厳しくなってまいります。体調管理には充分気を付けてお過ごしくださいませ。
  • 暑さはこれからが本番です。体調を崩されませんよう充分ご自愛くださいますようお祈り申し上げます。
  • 炎暑が続く毎日ですが、夏風邪などひかれませんよう体調管理に十分になさってくださいませ。
  • これから暑さが本格化してまいりますので、皆様のますますのご健勝と貴社のご繁栄をお祈り申し上げます。

これらの文章をうまく組み合わせてお礼状を作っていきます。そして最後には「結語」を使って文章をしめます。

8月(西日本)の結びの文章

  • まだまだしばらくは厳しい暑さが続きますので、皆さまご自愛くださいますようお祈り申し上げます。
  • 夏の暑さはこれからが本番となりますので、皆さま方のご健勝をお祈り申し上げます。
  • 炎暑が厳しき折、皆様のますますのご健勝とご繁栄をお祈り申し上げます。
  • 今年も暑い毎日が続いております。くれぐれも体調を崩すことがありませぬようお気を付けくださいませ。

このように、夏の暑さもまだこれから本格化していく事を入れて、お相手の方や取引先への言葉とします。

ではこれらの文章をうまく組み合わせた文章をご紹介いたします。

例文
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お中元の熨斗の使い方と時期がずれた時の対処

お中元の熨斗についてですが、お中元やお歳暮を贈る時の熨斗の使い方を間違わないようにしましょう。

熨斗というのは色々な種類がありますが、お飾りがついているものは魚介類やお肉などの生ものを贈る時には使ってはいけません。

飾りの部分が生もの(アワビ)を表しているからです。なので中身が生ものや魚介類の場合には、ふつうの水引の熨斗を使い、上部にお中元と記入しましょう。

中央の下の部分には苗字またはフルネームで名前を記入していきます。

持参する時と郵送するときの熨斗について

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お中元を贈る時には郵送する場合と、お中元を持参する場合とにわかれるものです。

もしもお中元を持参する場合には、熨斗は外側につけますが郵送する場合には内のしといって、包装の下の部分に熨斗を使います。

最後に、お歳暮の場合には送る季節が12月ですが、お中元の場合は東日本と西日本では違います。

万が一相手側に不幸などがあった場合には、時期をずらして贈る方がいい場合もあります。

その時には熨斗にお中元と書くのではなく、東日本では「暑中お見舞い」に、西日本の場合には「残暑お見舞い」に変更するといいですね。

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