鼻血を早く止める止血方法と正しい止め方!鼻血が止まらない時の原因は病気?

大事な会議やデート中に、白いシャツにポタっと赤い染みが・・・!という経験は誰しも一度はあるかと思います。しかし、「この鼻血を早く止めなきゃいけない!」と焦れば焦るほど、止まってくれないもの。そんな時に役立つ正しい止血法と、止まらない鼻血への対処の方法をご紹介します。

正しい止め方とは?素早く鼻血を止める方法は?

よく言われる鼻血の止め方は『鼻をつまんで空を見上げる』ですが、これは大きな間違いです。正しくは

  1. 鼻の付け根(眉間の少し下辺り)をグッと強く押さえ
  2. 鼻の入口にティッシュを優しく当てがい
  3. 俯いて
  4. 10分間ほどじっとする

です。ほとんどの鼻血はこの方法で止まります。

「なぜ上を向いてはいけないの?」と思われるかもしれませんが、鼻腔に溜まった血が喉に流れてきてしまうからです。

喉で固まると窒息したり、そのまま胃に流れて固まると血の塊を吐いてしまうことになります。必ず下を向いて押さえましょう。

また、「鼻の中にティッシュ等の詰め物をして止血する」という方法も、あまりオススメ出来ません。鼻の入口付近には、『キーゼルバッハ部位』という毛細血管が集まって粘膜表面まで浮き出ている場所があります。多くの場合の鼻血は、何らかの刺激によってこの部分が脆くなって、血が出ているという状態です。したがって、ティッシュ等で詰め物をすると、詰めた時の刺激で脆くなった血管が再び破れて出血する可能性があります。血がおおよそ止まるまでは、上に挙げた①〜④を行なって、安静にしましょう。

 

それでも鼻血が止まらない時の原因と対処方法

上で紹介した方法を一通り行なっても、なかなか鼻血が止まらない・・・その場合に考えられる原因には次のようなものが挙げられます。

  1. 激しい衝撃を受けたために鼻の奥にある動脈が切れてしまった
  2. 頭蓋骨骨折によって脳髄液が漏れ出ている
  3. 服用している薬のため
  4. 白血病や血友病などの病気のため

1.の場合、動脈からの出血のため自力で止血することが難しいこともあります。15分以上経っても止血出来ない場合は、すぐに耳鼻咽喉科を訪ねて処置を受けてください。(あまりにも酷い出血だと貧血の恐れがあるため)

2.の場合はちょっと分かりにくいかもしれませんが、普通の鼻血よりもサラサラの鼻血が出てきます。これは脳髄液に血が混じって出てきている状態です。このような場合は頭蓋骨骨折をしていると考えられるので、タオル等で軽く押さえる程度にして、鼻の穴への詰め物は絶対にしないで下さい。(雑菌が脳へと入り込む恐れがあるため)そのまますぐに病院へ行きましょう!

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3.の場合は、具体的に言うと『ヘパリン』『ワーファリン』等、血栓を防ぐための「血をサラサラにするお薬」です。脳梗塞や動脈瘤を患った人に処方されるもので、このような薬を服用している場合は、日常のちょっとした傷による出血も止まらないことがあります。このような人が出血してしまった場合は、すぐにかかりつけ医に相談して指示を仰ぎましょう。

4.の場合は、鼻血だけでなく、歯茎からの出血が止まらない等、様々な症状が見られます。ここでは詳しい説明は割愛しますが、おかしい!と感じたらすぐに最寄りの病院・クリニックにかかりましょう。

 

たかが鼻血、されど鼻血

鼻血ってちょっとギャグっぽく見られることが多いケガで、見過ごされがちです。しかし、実は重大な疾病の初期サインかもしれないのです。「たかが鼻血ぐらいで」と軽く見ずに、適切な対処法を知っておきましょう。そうすれば、もしもの時に、あなた自身やあなたの大切な人の命を守ることができるかもしれません。緊急の時にも、冷静かつ適切な対処を出来るように、日頃から気をつけましょう!

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