痒くない蕁麻疹の原因と治し方!顔や腕・背中や手足の局部だけに出ることも!

蕁麻疹(じんましん)と聞くと、アレルギー性のものや痒い湿疹を思い浮かべる人が多いかと思います。しかし、”痒くない”蕁麻疹も時に現れることがあります。

今回は、蕁麻疹とはどのような症状なのか、一般的な蕁麻疹の原因と”痒くない”蕁麻疹の原因とその治し方についてご紹介していきたいと思います。

蕁麻疹(じんましん)とは?

皮膚のある部分が、赤く盛り上がり、しばらくすると消えてしまう、といった症状が特徴の皮疹(ひしん)です。たいていの場合は痒みを伴い、チクチクとした感覚や焼けるような感覚がすることもあります。

皮膚の盛り上がりを『膨疹』と呼びますが、その大きさは、1〜2mm程度のものから腕や脚全体に広がる大きさのものまで様々です。形も場合によって異なり、円形・楕円形・花びら状などと呼ばれますが、その形によって症状が変わるわけではありません。

 

蕁麻疹の原因(かゆみを伴うのが通常)

蕁麻疹が起きている時、私たちの体の中ではどのようなことが起こっているのでしょうか。

蕁麻疹が起きている時は、皮膚の中の小さな血管が一時的に膨張して、血液中の血漿と呼ばれる成分(白血球、赤血球などの細胞成分を除いた液体の成分)が周囲にしみ出した状態にあります。これによって、皮膚が赤く盛り上がって見えるのです。このような血管の膨張を引き起こすのは、皮膚の血管の周りに存在するある細胞です。

その細胞が内側に蓄えている物質(『ヒスタミン』と言います)を放出することで、血管がその成分に反応して膨張し、蕁麻疹が出来るというわけです。ヒスタミンは、血漿成分を血管の外に漏れ出やすくし、痒みを感じる神経を刺激するため、多くの蕁麻疹では痒みを伴います。

参考記事:「痒くない湿疹がお腹や腕にできる4大原因と対処法!赤い斑点やポツポツの正体とは?」

”痒くない”蕁麻疹の原因とその治し方

それでは、”痒くない”蕁麻疹の原因とはいったい何なのでしょうか。考えられる以下の3つの病気とその治し方についてみてみましょう。

  • 機械的蕁麻疹
  • 日光蕁麻疹
  • 寒冷蕁麻疹

スポンサーリンク

機械的蕁麻疹の原因・症状・対処法

皮膚に対して、物理的に刺激が加わることが原因となって発症するタイプの蕁麻疹です。

腕時計のベルトによって肌が圧迫されたり、下着のゴム部分に当たる皮膚が締め付けられたりすると、その部分の血管から血漿がしみだしてきて、蕁麻疹となります。たいていの場合、数分から数時間以内に消失し、痕も残りません。しかし、頻繁に発症したり痒みが強い場合は、皮膚科などを訪ねて、『抗ヒスタミン薬』といったような薬を処方してもらうのが良いでしょう。

また、対処法としては、腕時計は緩めに着ける、または着けないようにする、ズボンや下着のゴムはできるだけ締め付けずにゆったりしたものを身につける、などが挙げられます。

日光蕁麻疹の原因・症状・対処法

日光が原因となって発症するタイプの蕁麻疹です。

日光には紫外線が含まれており、これが日光蕁麻疹の原因になります。紫外線は皮膚にとって大きな刺激です。この刺激によって、蕁麻疹が発症することがあります。体質で日光に弱い人や、一時的に免疫系が弱くなっている人は発症する可能性があります。

抗ヒスタミン薬の服用や発疹を抑えるような軟膏を塗布することで、症状は和らげることが出来ますが、根本的な原因は紫外線であるため一時的な対処になってしまいます。

現実的な対処法としては、長袖の服を常に着る、日傘を常用するなどが考えられます。加齢によって体質が変化することで、自然に症状が出なくなる場合もありますので、長い目で見て付き合う姿勢が大切です。

寒冷蕁麻疹の原因・症状・対処法

温度差が発生することで症状が現れるタイプの蕁麻疹で、お風呂上がりや運動後などに現れやすい湿疹です。

対処法としては、なるべく温度差を減らすことが重要になります。特に入浴の際は、脱衣所と浴室内で温度差が大きくなりやすいので、事前に脱衣所を暖かくしておくなどして、体が感じる温度差を小さくしておきましょう。

また、冬の寒い時期に運動を行う際は、急に激しい動きをしたり、逆に急に動きを止めたりすることは避けましょう。ウォームアップ・クールダウンを行って、体温調節を緩やかに行えるようにしましょう。

 

蕁麻疹との付き合い方

蕁麻疹は、体質的になりやすい人は一生付き合う症状です。痒みがない場合であっても、皮膚が赤く膨れ上がる様子は、特に女性にとっては厄介なものでしょう。

蕁麻疹は体を温めたりアルコールなどの刺激物によって症状が悪化するという傾向があるため、蕁麻疹が出ている時は激しい運動をしたりアルコール消毒液などを塗布することは避けましょう。

症状が酷い場合や痒みが生じた場合は、早めに皮膚科にかかるようにして下さい。

関連記事:「背中やお腹の赤いブツブツの原因と対処法!痒くない時と痒い発疹の違いとは?」

スポンサーリンク

★この記事をみんなに教えよう!★