感染性胃腸炎の原因や症状と治療法とは?潜伏期間や感染経路もチェック!

急な下痢や嘔吐、激しい腹痛・・・こんな症状に突然、襲われた場合は胃腸炎かもしれません。一口に『胃腸炎』と言っても、その原因は、ウイルス性・細菌性・ストレスによるものなど、様々です。

今回はその中でも、ウイルス性・細菌性の胃腸炎、『感染性胃腸炎』について、その原因となる細菌やウイルス、どのような症状が出るのか、またそれらの予防・対処法についてご紹介します。胃腸炎に関する基本的な症状や対処法の記事は「胃腸炎の3大原因と症状や治し方!子供の感染性胃腸炎の対処法とは?」の記事でも紹介しています。

感染性胃腸炎の原因(感染経路と発症までの潜伏期間)

『感染性胃腸炎』とは、ウイルスや細菌などが原因となって発症する胃腸炎のことです。

その名の通り、経口・飛沫感染などで感染するため、学校や福祉施設等で集団感染することが多い病気です。

その原因となるウイルス・細菌には次のようなものが挙げられます。

  • ノロウイルス(潜伏期間:約1〜2日)→年代を問わず感染者が多い
  • ロタウイルス(潜伏期間:約2日)→乳幼児にかなり多い、感染力がかなり強い
  • アデノウイルス(潜伏期間:1週間程度)→通年発症する可能性がある

 

感染性胃腸炎の症状

原因ウイルスによって異なりますが、主な症状としては次のようなものが挙げられます。

  1. 下痢
  2. 嘔吐(血便になる場合も)
  3. 悪心
  4. 激しい腹痛
  5. 発熱

また、ロタウイルスが原因の場合は、便が白っぽくなるという症状が現れることがあります。

関連記事:「白い便が続く5つの原因と対処法!子供・赤ちゃんのウンチは病気を知らせる健康バロメーター!」

 

感染したときの対処法!有効な治療法とは?

感染性胃腸炎になってしまったら、特別に薬などで根本治療をすることはできないので、対症療法が主な対処法となります。

まず大切なのは水分補給栄養補給です。嘔吐や下痢の症状により、脱水症状を併発してしまう可能性が高いため、経口補水液等で水分・栄養の補給を怠らないようにしましょう。

また、下痢止め薬などを使いたくなるかもしれませんが、あまりおすすめは出来ません。下痢は「体の中にある病原体を体外に追い出すための防御反応」なので、止めてしまうと回復が遅れてしまうことになります。どうしても下痢が酷い場合などは医師に相談して、薬を処方してもらうようにしましょう。

嘔吐の症状が治まってきたら、回復期です。この段階ではまだ胃腸は万全の状態ではありません。消化しやすい食事(お粥・うどんなど)を摂るようにしましょう。

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感染性胃腸炎の基本的な3つの予防法

感染性胃腸炎の予防法としては、次のようなポイントが重要になります。

  1. 手洗いを徹底する。
  2. 便や吐瀉物の処理の際には、使い捨て手袋・マスク・エプロンを着用する。
  3. 感染者が使用した食器・衣類等の洗浄には、専用の消毒液を用いる。
基本予防法1:手洗いの徹底

家に帰ってきた時や料理をする前後・食事の前後はもちろん、排便後は特に手洗いを徹底しましょう。ポイントは「石鹸と流水で」「爪の間も」「手首まで」洗うことです。

基本予防法2:汚物処理

これは特に、お家でお子さんが吐いてしまったり排便したりした時の処理の際に気をつけて欲しいポイントです。

流行の時期(冬場、11月〜3月)が近づいたら、家庭に1セットの処理用の道具を用意しておくと、いざという時にも慌てず対応出来ますし、家庭内での感染の拡大を予防できます。

基本予防法3:感染者が使用した物は徹底消毒

「そこまでしなきゃだめ?」と思うかもしれませんが、感染性胃腸炎の病原体はかなり感染力が強いウイルスで、普通の傷に使うような消毒液では完全に処理できません。

処理できずに残ったウイルスや細菌によって、また別の家族メンバーが感染し・・・とパンデミック状態になってしまいます。家庭内感染予防のためにも、専用の消毒液を用意しておきましょう。

流行時期の少し前になると、ドラッグストア等で手に入ります。分からなければ、薬剤師や登録販売者に問い合わせてみましょう。

 

正しい対処と予防法で感染拡大を防ごう!

家族、特に小さいお子さんが急に下痢や嘔吐に苦しんでいる姿を見ると、慌ててしまい冷静に判断が出来なくなったりしますよね。

そのためにも、普段から手洗い励行をして予防に努め、いざという時のための処理用品や消毒液を準備しておいて、正しく対処が出来るようにしましょう。

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