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足首骨折の後遺症を防ぐ治療とリハビリ!手術後の強い痛みは後遺症の可能性が?

足首骨折の後遺症を防ぐ治療とリハビリ!手術後の強い痛みは後遺症の可能性が?

足首の骨折といっても折れた骨によって診断名や手術の術式は異なりますが、特に多い足首の骨折といえば「外果骨折」「内果骨折」「踵骨骨折」「脛骨骨折」「腓骨骨折」あたりなのではないでしょうか。また、それに伴う手術の多くは骨折により連続性が断たれた骨や位置がずれてしまった骨を繋ぎ整復するためのプレート固定や随内釘固定が一般的だと思います。

ただし、足首の骨折は手術をした場合も保存療法(手術をしない)で治療をした場合でも後遺症が起きやすいのも特徴です。手術をした場合は術後から痛みが続いたり、怪我をする前のように足首が動かないなどの関節可動域制限などにより以前のような歩行や生活の動作に支障が出ることも少なくありません。

そのような後遺症を防ぐためには適切な治療やリハビリを受けることが大切なのですが、ここではギプス除去後や手術後に起こる後遺症とそれを防ぐための治療方法(主にリハビリ)について解説したいと思います。

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足首の骨折後に起こる可能性がある後遺症

  • 関節拘縮(関節の可動域制限)
  • 筋力低下
  • パフォーマンスの低下(スポーツ選手や緻密な運動を要する人)
  • 日常生活活動動作の制限
  • 偽関節
  • CRPS/RSD(複合性局所疼痛症候群/反射性交感神経性ジストロフィー) など

一般的に起きやすい後遺症は骨折後のギプス固定期間中に起こる廃用症候群(不動や筋肉を使用しないために萎縮や拘縮など)が主で、筋肉自体の柔軟性の低下や筋繊維の萎縮などによる筋力低下などはイメージしやすいかと思います。

また、ギプス除去後に足首が固まって動かないor動きが悪いといった関節の拘縮も多くの方が経験する後遺症の1つです。手術により金属プレートで固定することによっても関節の動きが制限され元のように動かせないと言った症状が起こることもあります。

スポーツ選手の場合はどれも致命的で競技復帰するためには元の筋力や柔軟性・競技に必要なパフォーマンス能力を再獲得する必要があるので一般の方に比べるとリハビリ期間やリハビリの内容が重要視されます。

保存療法の場合で注意すべき後遺症は偽関節と呼ばれる骨が癒合せずに新しい関節ができてしまう症状で、こちらの発症率は稀ですが頭に入れておくべき症状の1つです。

激しい痛みや腫れが続く場合に注意したい後遺症

CRPS/RSD

手術の有無に問わず骨折後に起こる可能性のある後遺症の中でも日常生活に大きな支障をきたしやすいのがCRPS/RSD(複合性局所疼痛症候群/反射性交感神経性ジストロフィー)といわれるもので、この疾患は後遺障害の認定もされています。明らかな原因やメカニズムは解明されていませんが、その症状によっていくつか分類されています。骨が正常に癒合した後も「強い痛み」や「灼熱痛」「発汗」「腫れ」「皮膚の変色や変性」などの症状がある場合は注意しましょう。

 

正しい治療とリハビリを受ければ多くの場合は完治する?

後遺症と聞くと少し怖いイメージがあるかと思いますが、手術が必要でない場合の多くは比較的予後は良好できちんとした治療やリハビリを受ければ100%元通りとは言えませんが、以前の生活と変わりない状態まで治癒を促すことができます。

注意すべきは手術が必要なケースと治療期間の悪習慣などにより骨がなかなかくっつかない遷延治癒(骨癒合が長引くこと)などによる偽関節です。血液・内科疾患がある方の場合はリスクも高まるので医師の指示に従うようにしましょう。

 

足首を骨折後の「関節可動域制限」「筋力低下」「活動制限」に対する対処法

ここまで、一般的に起きやすい後遺症から重篤な後遺症まで述べてきましたが、ここからは一般的に起きやすい3つの後遺症を予防し正しく治すためのポイントや注意点についてご紹介していこうと思います。

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足首の関節可動域制限『背屈制限』に対するリハビリ

骨折にはギプス固定期間により生じる関節拘縮がつきものであることは開設しましたが、足首の場合は背屈制限といわれる足首を上に向ける動作に制限が起きやすい特徴があります。ギプスを除去した後に両足を上向きにあげようとすると怪我をしてない足に比べて上に上がらないというものです。

過去に足首の骨折や捻挫を経験している方の場合は現在もその後遺症が残っている場合が多いので、一度ご自身でもチェックしてみてください。多少の制限は問題ありませんが、明らかに左右差がある場合は捻挫をしやすくなったり、膝・股関節・腰痛など他の関節を痛めやすい身体状態になっていることもありますので、ギプスが外れて歩けるようになったからといってもこの制限の有無は要チェックです。

対処法
  • ストレッチ
  • マッサージ
  • モビライゼーション

関節の可動域制限には筋肉の硬直や柔軟性で起こる場合と関節周囲の組織の粘弾性の低下による場合、関節そのものの動きが悪くなって起こる場合などがありますが、これらの可能性を考慮し上記のリハビリメニューが組まれるのが一般的です。

筋肉の問題に対してはマッサージやストレッチ、関節周囲の組織に対してはマッサージやモビライゼーション、関節に対しては関節を構成する骨の動きを促すモビラーゼーションによって治療を行います。

『筋力低下』に対するリハビリ

足首の動きを補助する筋肉の筋力が低下すると、歩きにくさや歩行時の疲労感に加えて痛みや捻挫などの二次障害を招く原因になります。

これを防ぐためには早期からのリハビリとして積極的に動かせる関節は動かしたり、場合によっては負荷をかけてトレーニングをする必要があります。

よくある間違った理解として「ギプスが外れるまでは安静」「運動やリハビリはギプスが外れてから」といった認識です。以前までは整形外科医がこのように指示を出していたところも少なくありませんが、現在はギプス固定期間中であっても足の指や膝・股関節などは積極的に動かすように指示が出され、早期に院内リハビリの指示がされる場合の方が多いのです。

足首の骨折の場合は特に「足指トレーニング」は有効で、痛みがなければ積極的に足の指を鍛えるトレーニングを行うことでギプス除去後の筋力低下だけでなく関節の可動域制限も予防する効果があります。

対処法
  • 患部外トレーニング

固定している患部以外の部位を動かしてトレーニングをすることを医療現場では「患部外トレーニング」とよんだりしますが、余計な筋力低下を防ぐためにも有用な手段の1つです。

足指を開いたり閉じたりするグーパー運動や床に置いたタオルを足の指だけで手繰り寄せるタオルギャザー運動などはよくリハビリ室でも行われているようですね。

また、膝の屈伸運動や股関節の屈伸運動、健康な怪我をしていない足の方も同時に鍛えることで安静期間に生じる筋力低下を最小限に抑えることができます。

このようなトレーニングを行うことはリハビリや治療期間を短縮する効果もあり、サボっているとギプス除去後からトレーニングが開始となるため余計な期間とコストがかかる原因になりますのでご注意ください。

『活動制限』に対するリハビリ

ギプスが除去されると徐々に足に体重をかける荷重訓練が行われます。はじめは体重の1/3からなど部分的にそして徐々に痛みや骨癒合の状況を見ながら全荷重へと移行していきます。

荷重ができるようになったら「片脚立ち」「歩行」「走行」「ジャンプ」など日常生活でも行われる動作を1つずつできるようにリハビリを行うわけですが、スポーツ選手などはさらに各競技に必要な動きやパフォーマンスを獲得する訓練を個別に行う必要があります。

対処法
  • 繰り返しの動作訓練
  • 神経筋の再教育

最初はどうしてもぎこちなかったり違和感を感じやすいですが、繰り返し動作訓練を行うことで感覚を戻していくことになります。また、前述した関節の可動域制限や筋力低下は動作の制限因子ともなるので状態に合わせて同時にメニューが進められていきます。

制限因子を除去した場合でも動作に問題がある場合は、筋肉と神経の連絡がうまく行われていない場合もあるのでそのような時は筋肉と神経の働きを促すためのトレーニングを行います。

方法はいろいろとありますが、足の裏を刺激したりバランス訓練などで神経と筋肉両方にアプーローチする方法です。また、つま先立ちや歩行動作など各動作上で問題となる体の動きがあればそれを修正するのもリハビリメニューの1つです。

「異常な動作を修正し、正しい体の動きを覚える」といえば分かりやすいのではないでしょうか。

 

足首の骨折の後遺症とリハビリのまとめ

どうしても防ぎきれず起きてしまう後遺症はありますが、骨折に伴う血管や神経の損傷などの重篤な骨折以外の単純な骨折の場合は予後が良好です。

後遺症を最小限に抑えるためには、骨折後早期からのリハビリを行うことが大切でそのリハビリの有無によっては治療期間にも影響を及ぼします。

正しい知識を持ち適切な治療を早めにはじめましょうね。

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