赤面症の原因と克服法!耳たぶや顔が赤くなって恥ずかしい人は対人恐怖症の可能性が!

新生活をスタートさせる人も多い春、自己紹介をする場面が頻繁にありますよね。そんな時、「どうしても恥ずかしくなってしまう」「顔や耳が赤くなっている気がする」と不安に思ってしまうことがあります。これは『赤面症』と呼ばれ、知っている人も多いでしょう。実は赤面症は、『対人恐怖症』の症状の1つです。

今回は、どのような人が『対人恐怖症』の可能性があるのか、また、対人恐怖症の症状の中でもポピュラーな『赤面症』の原因とその克服法をご紹介します。

対人恐怖症ってなに?

『対人恐怖症』とは、『社会不安障害』とも呼ばれる病気です。大きさや種類に違いはあれど、大勢の人の前で話をしたり初対面の人と会うのは、誰でも緊張しますし、不安を感じるものです。

しかし、次のようにあげる症状に思い当たりのある人は、対人恐怖症の可能性があります。

  1. 人前に立つと顔や耳が赤くなる(ように感じる)。
  2. 「人前に出ると赤面すること」が恥ずかしいと感じる。
  3. 会議や披露宴などでスピーチをする際、頭が真っ白になる。
  4. 人が大勢いるところでは、他の人に聞かれていると感じて、電話を取ることが出来ない。
  5. 自分以外の人はみんな、仲が良いに見えてしまい、自分だけが孤立しているように感じる。
  6. 他人との付き合い方や上手なコミュニケーションの取り方が分からない。
  7. 食事をしているところを他人に見られると、緊張して食べられない。

 

赤面症の原因とそのメカニズム

上で紹介した対人恐怖症の症状は、自律神経(交感神経と副交感神経)のうち、『交感神経』が優位に働くことで起こるものです。1.と2.が特に『赤面症』と呼ばれます。

この原因には、大きく分けて「生まれつきの要因」と「環境的な要因」の2つがあります。

生まれつき神経質で、赤ちゃんの頃から人見知りをしたり、母親と離れるのが難しかった人は、交感神経が優位になりやすいタイプだと言えるでしょう。

また環境的な要因としては、上級の学校に進学したり、就職・転職をした時に、これまでよりも付き合う人の数が劇的に増えることが挙げられます。

ただ、根本的な原因は、「人から変に思われたらどうしようという不安」です。「赤面してまうかもしれない」「周りの人に耳が赤いことを笑われているのかもしれない」という不安な気持ちが更に、赤面症を悪化させてしまうのです。

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赤面症、その克服方法は?

それでは、赤面症の克服方法、対人恐怖症の治療方法としてはどのようなものがあるのでしょうか。それには次のような方法が挙げられます。

  1. 薬を処方してもらう。
  2. カウンセリングを受ける。
  3. 行動療法を受ける。

1.の場合、使われる薬には、抗うつ薬、抗不安薬、漢方薬などがあります。どれも一長一短であり、根本的な原因を取りのぞくことは出来ません。どうしても、人前に出なければならない大事な仕事がある時などに、補助的に用いることが多いようです。

2.はイメージしやすいかと思います。カウンセラーとの対話の中で、自分の「不安」の原因を探っていきます。その原因が分かったならば、それに向き合うのか、それとも取り除くことのできるものならばどのように無くしていくのかがいいのかを、一緒に見つけていく方法です。

3.は、あまり聞き慣れないかもしれません。行動療法にはいくつか種類がありますが、その1つが『暴露療法』と呼ばれるものです。これは、簡単にいうと「苦手なものに少しずつ慣れていく」という治療法です。赤面症の場合であれば、

  1. 誰か1人(カウンセラーなど)の前に5分間立ってみる。
  2. 1.と同じ状況で5分間、会話をする。
  3. 1.と同じ状況で8分間、会話をする。
  4. 次は、2人のいる前で、1.〜3.と同じようにする。

というような段階を踏んでいきます。それぞれの段階で、自信がついたら、次の段階に進んでいきます。

 

日々を穏やかに過ごすために

人前に出る不安は誰しもが感じるものですが、あまりに不安が大きくて仕事や学業に支障が出ている場合は、ためらわずにメンタルクリニックを訪ねましょう。大切な毎日を穏やかに過ごしていくためにも、気軽にカウンセリングなどを受けてみてください!

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