子供ができない理由とは?男女別の不妊症の原因と病気について

「排卵日を狙ってもなかなか妊娠しない・・・」「自分の体質が原因?それともパートナーの体質が原因?」など、いざ「子どもを作ろう!」と計画してもなかなか思い通りに進まないケースは多くあります。不妊症はデリケートな話題であるだけに、なかなかパートナー同士での話もし辛いですよね。また、不安や苛立ちから不妊の原因を相手のせいにしてしまうこともあるかもしれません。

しかし、原因が分かれば冷静に話し合いや新たな計画も出来るというものです。今回は、男女別の不妊症の原因について、ご紹介していきたいと思います。

不妊症とは

不妊症とは、『なんらかの治療をしないと、それ以降自然に妊娠する可能性がほとんどない状態』のことです。

避妊をせずセックスすれば、一定期間内にたいていの人が妊娠します。しかし、一定期間を過ぎても妊娠しない場合、排卵日などのタイミングをはかったとしても自然に妊娠する可能性は低くなるため、不妊症と診断できることになります。

また、”一定期間”は年齢によって異なっています。結婚年齢が高くなった日本では、1年以上妊娠しない場合、不妊症と診断されることが多くなっています。

 

不妊の原因(男性)

性機能障害

性機能障害には、次のようなものが挙げられます。

  • 勃起障害(ED):ストレスなどの因子により、勃起が起こらず性行為が上手くいかない。
  • 膣内射精障害:性行為は出来ても腟内射精が困難である。
造精機能障害

精子は精巣(睾丸)の中で作られ、精巣上体という細い管を通り抜ける間に運動する能力を獲得します。これによって、受精を行うことの出来る、完全な精子となります。

しかし、精巣での精子形成や、精巣上体で運動能力を獲得するプロセスにおいて異常があると、①精子の数が少なくなったり②精子の動きが悪くなったり(精子運動率低下③奇形率が高くなったりします。このようになると、受精する力が低下してしまいます。

このような症状を『造精機能障害』と呼びます。

無精子症

『無精子症』とは、射出された精液の中に精子が全く見られない状態をいいます。

ただし、精巣内で精子が作られているのに精液中に精子が出てこない、という症状の『閉塞性無精子症』というものもあります。閉塞がないのに精子が全く作られていないタイプの無精子症もあり、そのほとんどは原因不明です。

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不妊の原因(女性)

排卵障害

ストレスや過度なダイエットによる急激な体重減少が起こると、排卵が止まることがあります。これは不妊の原因の1つになります。

また、日本人女性の多くは45〜56歳の間に閉経を迎えますが、稀に20〜30代で卵巣の機能が急激に低下し排卵が止まってしまう『早発卵巣不全』というケースも見られます。

性器クラミジア感染症

性器クラミジア感染症にかかると、卵管の閉塞、卵管周囲の癒着によって卵管に卵子が取り込まれにくくなり、その結果、不妊症になる可能性があります。特に女性の場合、クラミジアに感染しても自覚症状が無いケースが多く、感染に気づかないことがあります。

子宮筋腫

子宮筋腫の中でも、子宮の内側へ隆起する『粘膜下筋腫』は、受精卵が子宮内膜へ着床するときの障害になるため、妊娠が困難になります。

また、子宮筋腫は受精卵の着床を妨げるだけでなく、精子が卵子へ到達するのを妨げてしまうということもあります。

 

あれ?と思ったらまずは2人で病院へ

不妊の原因は、カップルによって様々です。先天的な体質の場合もありますし、環境による一時的なストレスの場合もあります。

どのような原因が考えられるにせよ、「なかなか妊娠しないな」「どこか体が変だな」と感じたら、1人で抱え込んだり相手に押し付けたりせずに、こまめに話し合いをして、クリニック等への受診を検討しましょう。そして、受診の際は、必ず2人揃って行くようにしましょう。

子どもは1人でできるものではありません。2人で授かり、2人で育てていくのですから、2人揃って病院を訪ねてみて下さいね。

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