風邪じゃないのに痰が絡む3つの原因と考えられる病気について

「なんだか喉に違和感がある」「風邪じゃないのに痰が絡む!」などという症状の経験をしたことはありませんか?『痰が絡む』というのは、地味ですがけっこう不快ですし、日常生活に支障が出る症状ですよね。

今回は、痰が出るメカニズム、風邪じゃない時に痰が絡む原因とそれに関連する疾患についてご紹介します。

痰はなぜ出る?仕組みとメカニズムについて

のどというのは、粘膜で覆われています。粘膜は、呼吸をする時などに外から入り込んでくるほこりやウイルスをキャッチして、体内に入り込まないように防御しています。

異物が入り込んだり、ウイルスによる炎症が喉のあたりで起きたりすると、それらを体外へ追い出したり退治するために、白血球など免疫を担う細胞たちが働きます。この時に粘膜から分泌される粘液が『痰』です。

痰は、異物そのものや、ウイルスなどと戦って死んだ白血球の死骸などを絡め取って体外に出す役割を担っています。

風邪を引いた時などに痰がたくさん出てくるのは、免疫機構が働いているからなのです。

 

風邪じゃないのに痰が出る!病気が原因なの?

熱や咳など感冒症状がないのになぜか痰だけがでる時って少し不安になってしまいますよね。風邪を引いた時意外に痰が出る場合やその原因は一体何でしょうか。

  1. タバコ
  2. アレルギー症状による後鼻漏
  3. 刺激物の採り過ぎ
  4. 空気の乾燥
タバコ

喫煙を続けていると、タバコに含まれる有害物質によって肺に炎症が起きてしまいます。これが慢性化することで病気になるわけですが、この病気は具体的には、COPD(慢性閉塞性肺疾患)と呼ばれます。喫煙者で、風邪を引いていないのに咳や痰が多い人は、すぐに喫煙を止めることを強くすすめます。COPDの患者数はここ数年で急増しています。 長く放置しておくと、重篤な症状を起こしてしまい手の施しようがなくなる可能性もあります。

また、長生き出来たとしても、酸素ボンベを常時携帯しなければならなくなったりして、『QOL(生活の質)』としては満足の行くものではなくなるでしょう。

後鼻漏

花粉やほこりなどのハウスダストによるアレルギー症状で鼻水が出ることがあります。その鼻水が、鼻の後から喉に降りてくることを『後鼻漏』と言います。寝転ぶと喉に鼻水が溜まるため、息苦しく感じたり、呼吸がしづらくなります。この場合は、アレルギー症状が治れば、自然と治るでしょう。

また、蓄のう症による後鼻漏も考えられるので、長く症状が続く人は耳鼻咽喉科で一度診察してもらうことをおすすめします。

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刺激物の採り過ぎ

辛いものなど刺激の強いものを食べ過ぎると、喉の粘膜を傷つけてしまいます。それを修復したり粘膜を守るために粘液(痰)が過剰に分泌されてしまうのです。辛いもの好きな人で、痰の絡みに悩んでいる人は、刺激物の摂取は少し控えた方が良いでしょう。

空気の乾燥

冬場の湿度が低くなる時期や、夏でも冷房が効いて空気が乾燥している場所にいると、乾燥から喉の粘膜を守ろうとして粘液(痰)の分泌量が増えることがあります。

また、乾燥することで痰が切れづらくなってさらに息苦しい状態になります。

対策としては、

  • 加湿器等で湿度を保つ。
  • 水分をこまめに摂る。
  • 睡眠時にマスクを着用する。

などが挙げられます。

 

不快な『痰』だけど実は私たちを守っている!

出ると不快な痰ですが、実は外からの異物や刺激物などから私たちを守る働きをしてくれています。

しかし、不快であることは違いないので、まずは自分の生活を改めることから始めてみましょう。

また、出てくる痰の色によって、隠れた病気が分かる可能性もあります。これについての詳しいことは別記事も参照してみて下さい。

痰が出過ぎて生活に支障が出るほどである人は、一度、呼吸器内科などを訪れるのも1つです。早めの対処と予防で、毎日を快適に過ごして行きましょう!

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