背中やお腹の赤いブツブツの原因と対処法!痒くない時と痒い発疹の違いとは?

「あれ、なんか背中がかゆい・・・」「症状はないのに気づいたらお腹に赤いブツブツが!」という経験がある方は多いと思います。

背中やお腹にできる赤い湿疹は、衣服で隠れるものの、痒みを伴うとかなり悩まされる症状です。

今回は、背中やお腹にできる赤いブツブツの原因と対処法をご紹介します。

痒い湿疹と痒くない湿疹の違いとは?

今回の内容は主に痒みや痛みを伴う場合の湿疹について解説していますので、痒くない湿疹の原因と対処法に関しては「痒くない湿疹がお腹や腕にできる4大原因と対処法!赤い斑点やポツポツの正体とは?」の記事をご覧ください。

 

背中やお腹の赤いブツブツ、その原因は?

背中やお腹にできる湿疹の原因・病気として挙げられるのは次のようなものです。

  1. 汗疹(あせも・かんしん)
  2. アトピー性皮膚炎
  3. 過度な乾燥
  4. ジベルばら色粃糠疹
汗疹(あせも・かんしん)

まず「汗疹」です。これは、よく汗をかく梅雨や夏の暑い時期には多いブツブツの原因だと思われます。

よく見られる汗疹には二種類あり、このうち赤いブツブツの方を「紅色汗疹」と言います。もう1つは白い水滴の様なぽつぽつができるもので「水晶様汗疹」と呼びます。

全身にできやすいのは、水晶様汗疹です。表皮が軽い炎症を起こし、角質内に汗が溜まるため、水滴の様に見えます。

また、紅色汗疹は、かゆみを伴うもので、できやすい部分としては、肘の内側・ひざ裏・背中などです。

汗疹は、大人よりも赤ちゃんに多く見られ、大人では肥満の人に多い湿疹です。赤ちゃんは大人に比べるとかなり多くの汗腺を持っているため、「汗っかき」なんですね。そのため、汗疹もできやすくなります。

アトピー性皮膚炎

次に「アトピー性皮膚炎」ですが、この原因となるのは、ダニやカビ、ホコリなどのハウスダストです。

アトピー性皮膚炎になる原因には、体質的な要因に加えて、環境の要因もあります。「ホコリが溜まった部屋で寝ている」なども環境要因ですし、カーペットが敷かれた部屋の湿度が高かったりするとダニの動きが活発に成り、皮膚炎を引き起こすことになります。

特に小さい子供はまだ肌が弱いので、なりやすいと言えます。また、成人でも、疲労蓄積や精神的なストレスから皮膚の保護能力が低下してしまい、少しの刺激(ハウスダストなど)で皮膚炎になってしまうことがあります。

過度な乾燥

次に「過度な乾燥による皮膚炎」です。これは「皮脂欠乏性皮膚炎」と呼ばれます。

皮膚は乾燥すると、かゆみが発生します。乾燥が原因ですので、特に触らなければ赤いブツブツなどはできませんが、寝ている間に無意識に掻きむしっていたりすると、赤くなることがあります。(掻き過ぎによる傷

また、皮膚は年を重ねるごとに保水能力が下がるため、かゆみが発生します。若い人であっても、乾燥肌の人は、皮脂欠乏性皮膚炎になりやすいでしょう。

ジベルばら色粃糠疹

最後の「ジベルばらいろひこうしん」ですが、聞きなれない病名だと思います。

これは、「バラ色の斑点が散在」し「かゆみを伴わない場合が多い」湿疹です。ウイルス性の感染症だと言われていますが、詳しい原因などはまだ解明されていません。

 

ブツブツへの対処法!

上の項目で挙げた原因別に対処法を見ていきましょう。

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汗疹の場合

これは、汗が原因ですので、対処法としては「こまめに」「清潔なタオルで」「汗を拭きとる」ということが一番です。

乳幼児の場合は、発汗量も多いので、あまりに汗疹が多い場合は小児科医に相談して、必要であれば、塗り薬などを処方してもらってください。

アトピー性皮膚炎の場合

この場合、まず行いたいことは、アレルゲンの除去です。

  1. カーペットを撤去してダニが住み着けないようにする
  2. こまめに掃除機をかける
  3. 換気をこまめに行う
  4. 布団掃除機などを用いて布団にいるダニ(死骸も含む)を除去する

などが挙げられます。

ただし、体質的な要因も大きいため、薬の服用などによって症状を抑えることも1つの方法です。

抗ヒスタミン剤などの服用によって、ある程度、症状を抑えることはできますから、あまりに皮膚炎が酷い場合は、皮膚科を訪ねてみましょう。

過度な乾燥の場合

この場合は、まず保湿が重要です。

冬場に限らず、地域によっては年中乾燥しているところもあります。化粧水・乳液・美容液などでの保湿はもちろん大事ですが、加湿器の導入を検討してみるといいかもしれません。

ただし、加湿器は、部屋にカビが発生しやすくなるなどの問題もあります。カビはアトピー性皮膚炎の原因にもなりますので、お家の作りなども考慮して見てください。

ジベルばら色粃糠疹の場合

これの疾患は、いまだに原因やメカニズムが解明されていません。そのため、有効な治療法も確立されていないのが現状です。

しかし、他人への感染もあまり認められず、自然に治癒することがほとんどです。

あまりにかゆみが酷い場合などは、皮膚科を訪ねて薬を処方してもらうようにしましょう。

 

適切な対処で、綺麗な肌を保とう

背中やお腹は、普段は洋服で隠れていますが、夏になれば薄着の機会も増えていきます。特に女性にとっては大きな悩みになるでしょう。

自分の湿疹がどのタイプなのかをよく見極めて、適切な対処を行いましょう。原因が分からない、かゆみが酷いなどの場合は、早めに皮膚科を訪ねましょうね。

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