外傷後数時間で起きるブラックアイ症状とは?パンダ目の危険性について

転倒による頭部の打撲などの外傷後に起きる「ブラックアイ(パンダ目症候群)」をご存知ですか?

目の周りがパンダのように黒くなることからそう呼ばれていますが、この症状は頭蓋骨骨折をするほどの強い衝撃を受けたり、地面などに頭を強く打ちつけた後に起こる症状で頭の中で出血が起きているサインでもあります。

頭の中であふれた血液が下に下ってくることで目の周りに青なじみのような内出血ができるのが原因です。

今回はそんなブラックアイという症状について詳しく見ていきましょう!

ブラックアイ(パンダ目症候群)とは?どんな症状?

こちらにネット検索で見つかったブラックアイの画像を紹介します。

ご覧いただければお分かりのように目の周りがうっすら黒みがかっています。数時間後にはさらに黒くなりパンダのように真っ黒に変色するのがこの症状です。

目の周りが黒くなる原因は「前頭部の頭蓋底骨折」

骨折をするほどの強い外力が加わると脳組織や頭蓋骨が破壊されるわけですが、それに伴って脳浮腫や脳内出血(外傷で多いのは硬膜外血腫)などが起こります。ブラックアイは前頭部の頭蓋底骨折による眼窩出血が起きて結膜や眼瞼に出血斑を作るために眼の周りがパンダのように黒くなります。頭の正面から転倒したり何かに打たれたりすることが原因です。

また、側頭部(頭の横)の骨折の場合は耳の後ろに皮下出血(溢血斑)ができるバトル徴候というサインが現れます。

外傷後にブラックアイが現れるまでの時間どのくらい経過してから?

頭蓋底骨折に伴う出血が生じてもすぐにブラックアイが現れるわけではありません。症状が現れるまでの時間は個人差がありますが数日経過してから現れるのが一般的で、初期症状は目の周りにクマができたように薄く黒くなり、徐々に黒みを帯びてきて明らかにクマとは違うことに気づきます。

外傷の程度によっては意識障害がなく、いつも通りに生活ができることもあり受賞後数日経過してから突如症状が現れることもあります。

スポンサーリンク

顔面打撲でもブラックアイは生じる

頭蓋底骨折以外でもブラックアイが生じる外傷としては顔面打撲などによってもブラックアイが生じ、レントゲン検査などで眼窩骨折が起きていることが分かることも。

頭を強く打った場合は必ず病院受診を!

意識障害などがある場合は有無を言わず救急車を呼ぶことになりますが、意識がしっかりとしている場合は人によっては自己判断でとりあえず様子見とする方もいます。しかし、頭を打っているのであれば必ず画像所見にて骨や脳に損傷や異常がないかをチェックすることをおすすめします。

今回紹介したブラックアイは目に見えて分かる症状ですが、出血していても表面に現れない頭部外傷症状もあります。高齢者の転倒による頭部打撲後に起こる場合が多い慢性硬膜外血腫を例にしてみると、受傷後から数週間後に突如意識消失をして倒れたり手足に麻痺が生じたりすることで気づくことがあります。

受傷直後は軽度の出血でも、長時間続くことで頭内に血液が充満し、脳を圧迫してしまうためですが、これは場合によっては命にかかわることもあり、緊急の開頭手術などが行われます。

そうならないためにも、子供や赤ちゃん・高齢者の方などは自覚が乏しいこともあるため周りの方が受診を勧めたり病院に連れて行き念のための検査をすることが大切なのです。

スポンサーリンク

★この記事をみんなに教えよう!★

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です