アブが車に集まってくる原因と対策方法!寄って来る理由とは?

夏になると森林浴やキャンプなど山や川遊びをする機会が増えますね。筆者も避暑地を求めて自宅から割と近いダムの駐車場で一休みをすることが多いです。水場や山の風は冷たくて気持ちが良いのですが、本格的に暑くなる時期になると車で立ち入った直後から大量のアブが車に集まってきて、迂闊に車の窓を開けれない状況になったことがある方もいるのではないでしょうか?

7月中旬〜8月中旬の時期は特にアブが多くて外に出るのも一苦労です。外の新鮮な空気と風に当たりたいのにアブが怖くて外に出るのを諦めた方もいるのでは?

そこで、車にアブが攻撃を仕掛けてくる原因と簡単にできる対策方法をご紹介します。

どうしてアブは車に集まってくるの?

駐車場に車を停めた途端「バチーン」「コンッ」などと車体や窓ガラスに集まってくるアブですが、集まってくるというよりも突進して攻撃をされているような感覚に近いかもしれませんね。

私も最初は不思議に思っていたのですが、アブの習性を調べてみたところその理由がはっきりと理解できました。どうやらアブは蚊と同じように「動物の臭い(汗)」「二酸化炭素」などに反応し集まってくるようなのです。

アブは蚊に比べると大きく飛ぶ音も大きいため刺される前に気づきやすいですが、それでも蚊と同じ吸血する虫なので生体反応のサインとなる呼吸による二酸化炭素や体臭などがアブを寄せつける原因になっています。

 

原因は「車=大きな動物」とアブが勘違い!?

さて、車にアブが集まってくる原因ですが、臭いというよりは排気ガスに反応して集まってきているようです。車から漏れ出すほどの強烈な体臭をお持ちの方は例外ですが、多くの場合は「排気ガスを排出する車=大きな動物」が侵入してきたと勘違いしてアブが攻撃を仕掛けてきているのだそうです。

なるほど、確かにそれは納得できますね。

アブは振り払ってもしつこく追いかけてくるので、外にいる場合は虫除けスプレーなどで対策しない限り永遠に追いかけてくることもあります。ずっと停車している車はアブにとっては格好の標的なのでどんどんアブが集まってくるのでしょうね。

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アブ対策にエンジンを停めてみた!

車にアブが集まってくる原因が分かれば対策は色々とできそうなので、超簡単にできる「車のエンジンを停める」という方法を実際に試してみました。

これ、効果覿面です。停止してから3分くらいでついさっきまでガツガツとアグレッシブにまとわりついてきてたアブがピタッと来なくなりました!車から降りてみると車体後部のマフラー近くに1匹だけ止まっていましたが、車の周りに大量にいたアブ達はどこかに消えており、近づいてくる様子もありませんでした。

やはり、排気ガスに反応していたようです。

 

車から降りれない時はエンジンを停めて数分待機!

山道の休憩所のトイレや観光など目的があって車を走らせてきたのにアブのせいで諦めてUターンする方もいるようですが、エンジンを停止して数分待機すればアブは自然と離れていきますのでお試しあれ。暑くて耐えられない場合はエンジンはかけずにエアコンだけかけておけば暑さも気になりません。エンジンをかけたままずっとアイドリング状態にしておくとアブはずっと車の周りを飛んでいて、降りた途端に攻撃を仕掛けてくるのでアブが車に集まってきたと思ったらすぐにエンジンは停めてしまうと良いですよ。

もちろん外に出た後はあなたの息や臭い・体温などに反応してアブが近づいてくるかもしれませんので、その点はご注意くださいね。もし刺されてしまったら「アブに刺された時の症状と対処法!子供が刺されたら応急処置はどうする?」の記事を参考に対処しましょう。

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